【映画】ホーンテッド・キャンパス

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【解説・あらすじ】第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞した櫛木理宇の同名小説を、中山優馬主演で実写映画化した青春オカルトミステリー。怖がりなのに幽霊が見えてしまう青年・八神森司。一浪して大学に入った森司は、そこで高校時代に片思いしていた後輩こよみと再会を果たす。憧れのキャンパスライフに期待をふくらませる森司だったが、成りゆきからこよみと一緒にオカルト研究会に入るハメに。ひと癖もふた癖もあるメンバーが集まるオカルト研究会には、謎の怪奇現象に悩む人々が次から次へと訪れてくる。森司は仲間たちと共に、呪われたキャンパスの謎を解くべく奔走するが……。中山は映画初出演で初主演となり、主題歌も担当。こよみ役に「劇場霊」で映画主演を務めたAKB48の島崎遥香が扮するほか、オカルト研究会の個性的な仲間たちにも「黒執事」の大野拓朗、「リアル鬼ごっこ」の高橋メアリージュン、ジャニーズJr.の安井謙太郎ら旬のキャストが集結。(映画.comより)

製作年:2016年
製作国:日本
監督:竹本聡志
原作:櫛木理宇
脚本:徳尾浩司
製作:田中総一郎、横澤良雄、高橋敏弘
エグゼクティブプロデューサー:貝津幸典、重松圭一
プロデューサー:神山明子、中畠義之、宮内貴子
アソシエイトプロデューサー:野田利昌
VFXプロデューサー:小坂一順
音楽:濱田貴司
主題歌:中山優馬
主なキャスト:中山優馬、島崎遥香、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎、富田望生、伊藤優衣、竹井亮介、大城桃、西村匠平、下條アトム、大和田伸也

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【感想】
作品自体への期待値はそう高くなかったので、ハードルが低かったことも幸いしてか、これはこれで意外と楽しめました、ジャニーズ含むキャストのファン以外はとてもじゃないが見れたものではないぐらいまで想定していたので、これは嬉しい誤算でしたね。
勿論、高評価されるような良作映画でもないのですが、一応ミステリー要素を含んだホラー物としてもまずまず見れましたし、大学のサークルを舞台にした学園青春物+ラブコメ映画としてもまずまず見れましたので、とりあえず見て損と言うことは無かったです。

青春ラブコメ6割、ホラー4割・・・いやもっと少ないかぐらいでしたので、それはホラーファンが見たら全然物足りないでしょう、でもまあ一応ホラーとしての体を保ちつつも、中山優馬or島崎遥香ファンだけどホラーは苦手と言う方でもある程度大丈夫なレベルのホラーではあったので、悪く言えば中途半端なのですが、一応映画として、普通に見れるレベルの内容ではあったかと思いました。
中山優馬が演じた主人公の大袈裟なぐらいヘタレな様子には最初ゲンナリしましたけど、超絶イケメンがヘタレなのもこれはこれで悪くないと言うか、あまりにも草食系なところも含めてちょっと応援したくなるような愛すべきキャラクターが何気に好印象な映画ではありましたね、演技力云々を言ってしまえばまだまだアレですが・・・。

まあそれより何より、私的にはお目当てのぱるるがねぇ、思わず守りたくなってしまうような可愛いらしいヒロインキャラだったので、見ていて思わずキュンとしてしまいましたよ、物語のベースにあったのが彼女を主人公やサークルの仲間達が守ろうとする温かい雰囲気だったので、そこにノセられて最後まで楽しめたところもあったかなと、ぱるるは上手いんだか下手なんだかよく分からない演技だったけど、その危うさがこのキャラに絶妙にフィット、困り顔も笑顔も可愛くて、ぱるるファンなら絶対これは見ておくべき映画だなと思いましたね。
お互いどう考えても両思いだろうと想像できるのに、なかなか前に進まないもどかしさ、ピュアさも、ホラーな部分とは対照的で妙にほっこりとさせられました。

サークルの先輩三人も皆キャラ立ちしていて、しかも温かくて良かったですね、高橋メアリージュンの世話焼きオバサンな要素が結構ツボでした、でもこの人達・・・ちゃんと勉強してるのか?サークル活動か学食で何か食べてる様子しかなかったけど(苦笑)
またミステリー要素がありつつのオカルトホラーストーリー二本立て的構成も、意外と悪くなかったですね、切ない要素もあったりして、話的には十分見れるレベルでした、終盤そう簡単に上手くいくか?的ツッコミどころはありましたけどね・・・。
まあ他にもいろいろと演出面で気になる部分はあったのですが、でも好きな子を守る為にヘタレ主人公が成長していく物語としても、ぱるるの可愛さを堪能する映画としても、まずまずは楽しめましたよ。
評価3.0(5点満点中)


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