【映画】探偵はBARにいる

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【解説・あらすじ】作家・東直己のデビュー作「探偵はバーにいる」を1作目とする「ススキノ探偵シリーズ」の第2作「バーにかかってきた電話」を映画化。札幌の歓楽街ススキノで活躍する探偵のもとに、コンドウキョウコと名乗るナゾの女から「ある男に会い、彼にひとつ質問してほしい」という依頼が舞い込む。簡単な依頼のはずが、探偵はその直後に命を狙われ、不可解な事件に巻き込まれていく。主人公の探偵に大泉洋、相棒に松田龍平。そのほか小雪、西田敏行らが共演。(映画.comより)

製作年:2011年
製作国:日本
監督:橋本一
原作:東直己
脚本:古沢良太、須藤泰司
製作:鈴木武幸、神山郁雄、木下直哉、日達長夫、畠中達郎、鈴井亜由美、古玉國彦、村田正敏、荻谷忠男、岩本孝一、山本晋也、大辻茂、古賀太
企画:香月純一、桑田潔
エグゼクティブプロデューサー:平城隆司
プロデューサー:須藤泰司、上田めぐみ、今川朋美
音楽プロデューサー:津島玄一
音楽:池頼広
主題歌:カルメン・マキ
主なキャスト:大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行、マギー、榊英雄、本宮泰風、安藤玉恵、新谷真弓、街田しおん、桝田徳寿、上田文雄、諏訪魔、片山瞳、小橋亜樹、武井椋、野村周平、カルメン・マキ、中村育二、阿知波悟美、田口トモロヲ、波岡一喜、有薗芳記、賀川黒之助、瀬戸口剛、竹内和彦、土平ドンペイ、真島公平、並樹史朗、片桐竜次、吉高由里子、竹下景子、石橋蓮司、松重豊、高嶋政伸

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【感想】
どこか懐かしさを感じれるような、昭和テイストのハードボイルド風探偵物でしたね。
とは言ってもそこは主演が大泉洋だけに、彼らしい笑いを散りばめたグダグダ系の探偵でしたが、要所要所で魅せるところはしっかりと魅せる。
まあシリアスなシーンが似合わないと言えば似合わないし、カッコつけているのがちょっと鼻につく部分もあったりはしたのですが、何だかんだで彼だからこそ惹きつけられた作品ではあったかなと、最後はハードボイルド物らしい苦みのある味わいを感じ取れたのも好ポイント、やっぱりハードボイルド探偵物は爽快感ではなくほろ苦さがあってこそですよね~。
渋くて、それでいて笑えて、なかなか面白い大泉洋らしい探偵物だったと思いましたよ。

探偵の名前は語られず、終始「俺」だったのも、昭和風味で何か良かったですね。
そして携帯は持たず、BARの黒電話でのみ依頼を受け、更には美女に弱いと来たもんだ、まさしく昭和の探偵小説そのもののような主人公の設定が、懐かしくて結構ツボでした。
ただ、やはりと言うかそこは渋くてクールなだけでは個性が死んじゃう大泉洋ですから、相当な確率でドジを踏む辺り、お茶目で憎めない何とも愛すべきキャラクターでしたね。
冷静に考えると、ストーリー的に彼は大して役に立っていなかった気もしないではないのですが、まあ面白かったのでこれはこれでOKでしょう。

一方、相棒の松田龍平演じる高田のキャラが、俺以上に個性あふれるキャラクターで、相当ツボに嵌りました。
寝てたり何か食べていたり、相当ぐうたらな貧乏学生でしたが、使えなさそうでいざとなったらバリバリのアクションを見せるから何とも頼もしい、けど・・・真価を発揮するまでに時間が掛かるのが何とももどかしい(苦笑)
まあでも松田龍平は探偵が似合うお父さんとは違う魅力で探偵を引き立てる、ナイス助演っぷりで見る者を楽しませてくれました、ポンコツ車もいい味出してましたねぇ。

ストーリー・謎解き要素に関しては特筆するほどの内容では無かったですし、コンドウキョウコの正体もバレバレでしたが、何だか最後は切なくて、主人公同様ほろ苦い気分にさせられました。
ところで吉高由里子は、何?あれだけ?ミスリード要因?贅沢な使い方でしたが・・・。
まあしかし本作での小雪は美しくて謎めいていて悪女っぽくもあって、なかなかの嵌り役でしたね。
彼女に翻弄される大泉洋の図が、結構好きでした。
ススキノ界隈の愉快な仲間達も皆味があって良かった、特に安藤玉恵のウエイトレスが妙にクセになる感じで面白かった!
若干間延びした部分はありましたけど、でもシリーズ化も納得のコミカルなハードボイルド風探偵物で、基本面白かったですよ。
評価4.0(5点満点中)


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