【映画】Seventh Code セブンス・コード

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【解説・あらすじ】前田敦子の4thシングル「セブンスコード」のミュージックビデオから派生した作品で、「トウキョウソナタ」「リアル 完全なる首長竜の日」の黒沢清監督がオリジナル脚本で手がけたサスペンス。第8回ローマ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に出品され、最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞を受賞した。東京で知り合った男・松永のことが忘れられず、ロシアのウラジオストクまでやってきた高山秋子。しかし、再会を果たした松永は秋子のことを覚えておらず、「外国では人を信じるな」とだけ言い残して姿を消す。松永の後を追おうとした秋子はマフィアに襲われ、荷物も所持金も全てを奪われてしまう。荒野に捨てられた秋子は何とかして街に戻り、日本人の斉藤が経営するレストランに職住を得て、再び松永を探し始める。そんなある日、店の前を松永が通り過ぎ、秋子はその後を追いかけるが……。(映画.comより)

製作年:2013年
製作国:日本
監督、脚本:黒沢清
企画:秋元康
エグゼクティブプロデューサー:窪田康志、磯野久美子、石田雄治
プロデューサー:荒川優美、椋樹弘尚
劇伴音楽プロデューサー:和田亨
劇伴音楽:林祐介
主なキャスト:前田敦子、鈴木亮平、アイシー、山本浩司

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【感想】
元々は前田敦子のMVだと知ってて見る分には、なかなか出来のいいMVだな、前田敦子の魅力を余すことなく撮っているなと、ある意味感心しながら見れる作品だったと思いました。
まあ知らないで見たら終盤なんでいきなり歌いだすんだよと戸惑うこと間違いなしでしょうけど・・・。
それと全編ロシアのウラジオストクにて撮影されたと言うことで、雰囲気的にも悪くない作品だったと思いましたよ。
監督した黒沢清らしさも随所に散りばめられていて、MVとしてはホント良く出来たMVだったなと、映画祭に出品したのも妙に納得の内容でした。
ただ60分と言う中途半端な時間が、映画としては何か物足りないような、逆にMVとしては長過ぎなような、そんな印象は受けてしまいましたが・・・。

しかし冒頭、前田敦子が演じた秋子が、とんでもない理由で男を追いかけウラジオストクまでやって来たのには驚きました。
何だこの女、強烈なストーカー女だなと、彼女に対して寒々しい思いを抱かれた方もきっと少なくないでしょう。
この作品は一体どこに向かっているのか、全く先が読めないと言う意味では、ある種秀逸な設定だったとも言えましょうか。
でもこう言っては何ですが、こんな役どころが似合ってしまうのも前田敦子だったりするんですよね、逆にアンチ前田敦子の方でも十分楽しめるキャラ設定にしたのは、もしかして狙い?ってこともないか・・・。
食べ方がガツガツしているのも妙に似合う、もはや特技と言っても過言ではないかも。

終盤の残り15分ぐらいまでは、ホントこの作品どこに向かうの?な内容で、着地点が全然見えてこなかったですが、終盤の怒涛の展開は、やっぱり前田敦子のPVだなと思わされること間違いなしな展開で、まさしく前田敦子劇場と化しましたね。
そう言えばおかしいなと思う伏線は多々ありましたが、まさかそんな役割を担っていたとは。
それとこんなアクションも出来るんだと、そこはちょっと感心、イメージにあまり無かったので・・・MVとしてはホント秀逸、でもやっぱり映画としては、いろいろと物足りないところがあったかなぁ。
さすがに都合良く作られ過ぎてて、映画として見るとちょっとね・・・ってまあ元はMVだからそこは仕方ないところでしょうか。

しかし山本浩司が演じた飲食店のオーナーは、何だかいろいろと気の毒と言うか、哀れと言うか、結構どうでもいい扱いになってしまったのが、妙に気になってしまいました。
中国人女性と言い、前田敦子と言い、ホント女性が強い映画でしたねぇ。
鈴木亮平が演じた秋子に付きまとわれる男も、いや鈴木亮平ならもっと・・・って感じで・・・。
まあ前田敦子は少なくとも嫌いではない、と言うか女優としては割と好きな存在なので、これはこれで楽しませてもらいましたけどね。
評価3.0(5点満点中)


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