【映画】結婚

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【解説・あらすじ】直木賞作家の井上荒野による「結婚詐欺」を題材にした長編小説「結婚」をディーン・フジオカ主演により映画化。ある時は小説家、またある時は空間コーディネーターと姿を変えながら、年齢や境遇も異なるさまざまな女性たちを翻弄していく結婚詐欺師・古海健児。彼にだまされた女たちは、古海の相棒である千石るり子にたどり着くが……。結婚をめぐって、騙す男と騙される女たちの孤独と欲望が描かれる。主人公の古海役をフジオカ、NHK連続テレビ小説「まれ」で話題となった柊子が古海の相棒るり子役を演じる。脚本はドラマ「結婚できない男」「梅ちゃん先生」などを手がけた尾崎将也。監督はフジオカがブレイクするきっかけとなったNHK連続テレビ小説「あさが来た」で、チーフ演出を務めた西谷真一。(映画.comより)

製作年:2017年
製作国:日本
監督:西谷真一
原作:井上荒野
脚本:尾崎将也
音楽:谷口尚久
主題歌:DEAN FUJIOKA
主なキャスト:ディーン・フジオカ、柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、古舘寛治、萬田久子、貫地谷しほり

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【感想】
ディーン・フジオカが結婚詐欺師って、その設定だけで既に嵌り役だなと思いつつ鑑賞した映画でしたが、まあ見せ方にやや微妙なところはありましたけど、でもやはりこの端整な顔立ちの男に結婚をチラつかされたら、それは大半の女性が引っ掛かるだろうなと、妙に納得と言うか、説得力のあるキャスティングの映画ではありましたね。
男から見てもディーンの色気は半端じゃないと思いますから、それは女性から見たら・・・しかも結婚って、私でも綾瀬はるかや石原さとみや深田恭子と結婚できるなら、100万払っても全然惜しくないと思いますので(私レベルでは相当な出費ですが)、まあ傍目から見たらありえない話ですが、でもありえるよなぁ~と、訳の分からない感情に駆られながらその世界観に引き込まれつつ、何だかんだで見入ってしまった映画でした。

予告編の段階できっと犯罪がメインの映画ではないのだろうなと思っていましたので、こう言う作風になったのは概ね予想通りでした、にしても・・・雑な手口過ぎて苦笑い、ディーン本人のイメージだけなら相当な手際の良さを見せそうなのに、役では思いのほかド素人もいいとこ、しかもこの狭い範囲で詐欺を繰り返すのは無理があり過ぎるでしょ。
現実なら確実に速攻逮捕です、なので・・・ある種ファンタジー映画を見るぐらいの感覚でこの世界観に浸るのが吉でしょうね、映像や衣装を見ても物凄くノスタルジックな雰囲気で、逆に言えばいつの時代設定なのかよく分からないような映画でしたからね。
個人的には妙に怪しくて、意外と嫌いではない雰囲気の世界観でしたが、細かいことが気になってしょうがない方には、間違いなく向かない映画だったかと・・・。

しかし騙されても、それでもどこか憎めないでいる女性達の姿が妙に印象的でした。
そのぐらい、幸せな瞬間だったのでしょう、あの優しい眼差し、あの色気、そしてあの清涼感がそうさせたのか。
ただ、キスシーンはどれも微妙に美しくなかったなぁ。
まあでも、貫地谷しほり、柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、萬田久子と言う地味に実力派揃いの女優陣を(安藤玉恵にまで手を出すディーンの構図が妙に好き)堪能出来て、私的にはそれだけでも十分満足させてもらいました。

特に奥さん役の貫地谷しほりが相変わらず素晴らしかった!
どこか儚くて、そして怖い(笑)、けど愛おしいみたいな・・・。
物語の核となる、主人公の行動原理に説得力を持たす意味では、さすがの存在感でしたね。
それはトラウマにもなるはなぁ・・・。
哀しい過去がそうさせた、彼の行き着く先は・・・ってまあ突っ込みどころ満載の映画ではありましたが、雰囲気で十分楽しめる、大人向けのファンタジー映画って感じでしたかね、それと一昔前の作風に懐かしさも感じた作品でした。
評価3.5(5点満点中)


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