【映画】ネコヤドのハルとアキ

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【解説・あらすじ】那須ショートフィルムフェスティバル2012の観光部門で、栃木県鹿沼市の助成により「鹿沼に行きたくなるショートフィルム」というテーマのもと製作された短編。同じ男の子を好きになってしまったことから疎遠になってしまった2人の少女ハルとアキが、不思議な編みぐるみによって再び結び付けられる姿を描く。主演はイトーカンパニーリセ所属の新人女優で、本作が初の演技経験となった溝口恵と星名利華。同じ2人が主演する「ソラから来た転校生」と同時上映。(映画.comより)

製作年:2012年
製作国:日本
監督、脚本、撮影、編集、VFX:近藤勇一
音楽:高橋克行
主なキャスト:溝口恵、星名利華、彩月貴央

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【感想】
ちょっと切ないけど、ちょっと懐かしくもあるような、まさしくこれぞ青春の一コマって感じのショートフィルムでした。
学生時代の引っ越しって、引っ越す側も引っ越される側も、妙に切ない気持ちになるものですよね。
社会に出てからの引っ越しはそうでもないのに、何で学生時代や子供の頃の引っ越しってあんなに切ない気持ちになるんだろ。
特に友達との別れは本当につらい、大人になってしまうとそんなこともすっかり忘れていたりするんですけどねぇ・・・。

本作のようなシチュエーションだったら尚更だ。
親友と呼べるぐらい仲の良い友達だったのに、せっかくのいい思い出もこれだと思いっ切り色褪せちゃいますよね。
これと似たようなシチュエーションで後悔した人もきっと少なくないことでしょう。
特にこのシチュエーションは、いかにも女子って感じのシチュエーションだったかもしれませんね。
本当は仲直りしてからお別れしたいのに、お互い素直になれない、そのもどかしさは、短い時間の作品でも十分伝わってくるものがありました。

そんな中で、いい働きをしたのがネコヤドの編みぐるみだったでしょうか。
ネコと言うには微妙なネコの編みぐるみでしたが(劇中ではクマにしか見えないとディスられていましたね(笑))、妙に味のある編みぐるみでした、誰かが背中を押してくれないと、なかなか行動に移せないのが日本人の悲しい性だったりもしますが、だからこそ編みぐるみがいい仕事しましたね。
わだかまりって、本当に面倒くさい、でもちょっとした勇気があればすぐ消えるものだったりもするんですよね・・・まあこれも青春って感じで、思わず懐かしい気持ちにさせられましたよ。

溝口恵が演じたハルはちょっとお調子者って感じの雰囲気で、星名利華が演じたアキはクールビーティーな雰囲気だったのも、分かり易いキャラ設定で良かったと思いました。
もう少し2人が過ごした時間を覗いてみたかったなぁ、ショートフィルムなので仕方ないけど、短すぎてグッと来るところまではいかなかったのがちょっと惜しかったですね・・・。
そんな中でも何気にハルのお姉さんがいい味出していたと思いました!
ちなみに本作は鹿沼に行きたくなるショートフィルムと言うことでしたが、正直そこまで風景的な部分での印象は・・・私の中での鹿沼市は結局鹿沼インターチェンジしかイメージ出来ないのが本音だったりします、スイマセン・・・でも、これも何かの縁、いつか鹿沼で降りてみます。
評価3.0(5点満点中)


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