【映画】猿の惑星:創世記(ジェネシス)

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【解説・あらすじ】人気SFシリーズの第1作「猿の惑星」(1968)のプリクエル(前章)。現代の米サンフランシスコを舞台に、遺伝子操作によって高い知能をもち人間たちを支配しようと企むサルたちと、それに対抗する人間たちの戦いを描く。主人公の若き科学者役に「127時間」のジェームズ・フランコ。共演に「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピント、「ロード・オブ・ザ・リング」のアンディ・サーキスら。監督は英国の新鋭ルパート・ワイアット。(映画.comより)

製作年:2011年
製作国:アメリカ
監督:ルパート・ワイアット
脚本、製作:リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー
製作:ピーター・チャーニン、ディラン・クラーク
製作総指揮:トーマス・M・ハメル
主なキャスト:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、ブライアン・コックス、トム・フェルトン、アンディ・サーキス、デビッド・オイェロウォ、タイラー・ラビーン、ジェイミー・ハリス、デビッド・ヒューレット、タイ・オルソン、マディソン・ベル、マケンナ・ジョイ、カリン・コノバル、テリー・ノタリー、デビン・ダルトン、クリス・ゴードン、リチャード・ライディングス、チェラー・ホースダル、ジェイ・カプート

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【感想】
まだ映画好きになる前の子供の頃に、テレビだったかビデオだったかは忘れましたが、オリジナル版「猿の惑星」を父と一緒に見ていた際に受けた衝撃(特にラスト)はいまだ記憶の片隅に残っていたりするのですが、本作はその前日譚を描いた三部作の序章と言うことで、ラストの展開には少し物足りなさも感じましたが、作品のクオリティそのものに関してはとても目を見張るものがあったと思いました。
現代の世相を反映した、言うならば社会派「猿の惑星」とでも言いましょうか、説得力のあるストーリー構成には、物凄く引き込まれるものがあって、終始見入ってしまいましたよ。

まさしく人間の傲慢さが招いた悲劇・・・人類への警鐘を鳴らすに十分なストーリー構成だったのではないでしょうか。
自然の摂理に逆らうと、思わぬしっぺ返しを食らう可能性があるってことなんでしょうね。
科学・医療の進歩に助けられ、助かる命も大幅に増えてきた昨今ですが、思わぬ落とし穴が潜んでいた辺り、人間の傲慢さが思いっ切り垣間見れて、見ていてホント辟易としてしまいました、勿論それでも生き長らえたい気持ちはあるのですが、その裏でどんなことが行われているのか、こうして見ちゃうと思わず考えさせられてしまいます。
いつか自分達が蒔いた種で人類は衰退の一歩を辿るのではないかと、本気で不安になってしまうような作品でしたね。

しかしチンパンジーのCGがリアル過ぎて驚きました、本物よりもむしろリアルに感じたかも(笑)
モーション・キャプチャー技術の進化で、画的な部分だけでなく感情の部分でも思いっ切り引き込まれてしまいました。
悲しみと怒りに満ちたシーザーのあの表情を見たら、それは猿側に感情移入しない訳にはいかないでしょう。
言葉を発しなくても表情だけでシーザーの感情が全て伝わってくるって・・・これはとにかく凄かったですねぇ。
そして猿が進化した理由もこれなら説得力十分、前日譚としてホント素晴らしいストーリー構成に仕上げましたね。
共存意識が高い猿達と、その真逆を行く人間達、その対比具合も印象的でした。

いい人そうに見えても主人公のジェームズ・フランコ演じるウィルだって考えてみれば何気に傲慢な男でしたしねぇ、話の行き着く先も、これなら想像に難くないですね。
それにしてもウィルの隣人のおっさん、何か理不尽と言うか、ちょっと可哀想すぎ!
まあ何にしても、エンドロール中のシーンから、今後どう展開していくのか、期待の持てるおまけ映像も何気に印象深い、良作前日譚映画でしたね。
評価4.0(5点満点中)


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