【映画】明烏 あけがらす

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【解説・あらすじ】ドラマ「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコ」シリーズ、映画「HK 変態仮面」などで人気を博す福田監督が、ホストクラブを舞台に描いたシチュエーションコメディ。「明烏」「品川心中」など古典落語の演目をベースに、借金返済に追われるホストと頼りにならない仲間たちの慌ただしい12時間を描く。品川でひっそり営業するホストクラブ「明烏」の最下位ホスト、ナオキは借金返済に必要な1000万円を用意することができて安堵し、同僚と祝杯をあげる。しかし翌日に目を覚すと、金が用意できたというのは夢だったことに気付く。目前に迫る返済期限に慌てふためくナオキだったが、同僚も常連客も、周囲はみな頼りにならない人たちばかりで……。「そこのみにて光輝く」「海月姫」などで活躍目覚ましい菅田将暉が福田監督作に初出演し、ナオキ役で主演を務める。(映画.comより)

製作年:2015年
製作国:日本
監督、脚本:福田雄一
製作:高橋善之、百武弘二、鈴木仁行
プロデューサー:小林智浩、久保田博紀
エグゼクティブプロデューサー:永田芳弘、村上比呂夫
音楽:瀬川英史
主題歌:[Alexandros]
主なキャスト:菅田将暉、城田優、若葉竜也、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文、ムロツヨシ、佐藤二朗

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【感想】
くだらなくて、ホントしょーもない映画でしたけど、でもいかにも福田雄一監督らしいと言えばらしい作品でしたね、ところどころツボに嵌まりながら地味にクスクスと笑わせてもらいました。
過去の福田雄一作品を見て嵌まったことがある人はおそらく今回も楽しめるだろうし、ダメだった人はきっとこれもダメでしょう。
私は結構好きなので、このくだらなさ、しょーもなさを存分に堪能させてもらいました。
まあ間違いなく言えることは、これを見ても何の得にもならないってことでしょうか。
特別深いメッセージ性がある訳でもないし、特別感動が待っている訳でもない、ただただくだらない笑いが続くだけ・・・でもそれがいいんですよねぇ、広い層にはウケなくとも、福田監督にはずっとこんな映画を作り続けてもらいたいものです。

ただワンシチュエーション系の映画の割に尺がやや長めだったこともあってか、途中ちょっとダレました。
ただでさえゆるい笑いなのですから、もう少し短い方が良かった気はしましたかね。
まあそれでもまずまず飽きずに楽しめはしたのですが、そこは役者の魅力・演技力による部分も大きかったかな。
それぞれがホント皆嵌まり役だった印象で、ほとんど内容が無いような映画でも(←ベタにダジャレってしまった)各人の演技に終始クスクス笑いが止まらなくて、何だかんだで基本的には楽しめた映画でしたよ、ホント相当くだらなかったですが・・・。

主人公に置かれた状況はよくよく考えると相当シビアな状況なのに、きっとそう言う方向にはいかないだろうと安心して見れたのも、良くも悪くも福田作品らしさだったでしょうか。
また基本ダメ人間な主人公が成長していく物語でもなければ、その先に何か特別凄いことが待っている訳でもない、その徹底ぶり、そう言うところが何気に嫌いではないんですよねぇ。
しかしノリにノッテいる菅田将暉は、こんなダメ人間を演じてもホント上手い、彼を引き立たせたムロツヨシ店長と同僚ホストもまたお見事でした、特に若葉竜也が演じた真面目ホストから生まれる笑いは、最後までずっと面白かったなぁ、リアルにこんな奴がいたら、相当面倒くさそう・・・。

新井浩文ヤクザと佐藤二朗もくどかったけどいいキャラしてましたね。
佐藤二朗はまさかあのキャラで最後まで押し切るとは、力業過ぎてある意味凄い・・・。
それから何と言っても特筆すべきは、ヒロイン?的存在の吉岡里帆のコメディエンヌっぷりでしたね、菅田将暉との夫婦漫才的なやり取りだけでも、十分見る価値ありと言えましょうか、今や売れっ子となった2人がこんなことするなんてもう今後無いかもしれませんから・・・。
まあ映画と言うよりは舞台とか深夜ドラマのようなノリでしたけど、まったり笑いたい時なんかはこんな映画もありでしょう。
評価3.5(5点満点中)


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明烏 あけがらす
Excerpt: 借金の返済期限が迫っているホストのナオキは、返済金1000万円を用意出来た事を祝って同僚と宴会を開く。 翌日の夕方に目を覚ますと、その金がどこにもない! 店の同僚に聞いても誰も、そんな金を見ていないと..
Weblog: 象のロケット
Tracked: 2017-07-06 10:10