【映画】忘れないと誓ったぼくがいた

wasurenai1.jpg

【解説・あらすじ】平山瑞穂の同名ファンタジー小説を、「2つ目の窓」の村上虹郎と「百瀬、こっちを向いて。」の早見あかり共演で映画化。「ベロニカは死ぬことにした」「センチメンタルヤスコ」の堀江慶監督がメガホンをとり、会った数時間後には相手の記憶から消えてしまう不思議な少女と、そんな彼女に恋をした青年が織りなす純愛を描く。高校3年生の葉山タカシは、ある日ふと現われた少女・織部あずさに恋をし、デートを重ねるように。ところが別のある日、タカシはあずさから、彼女と会った人々は皆、数時間後には彼女のことを忘れてしまうという奇妙な事実を告げられる。最初は半信半疑のタカシだったが、自分もあずさのことを忘れかけていることに気づいて愕然とする。自分だけは絶対にあずさを忘れないと誓ったタカシは、彼女と会った日の出来事やデートの約束を細かくメモするようになるが……。(映画.comより)

製作年:2015年
製作国:日本
監督:堀江慶
原作:平山瑞穂
脚本:おかざきさとこ、堀江慶
製作:吉田正大
プロデューサー:椋樹弘尚、渡辺尊俊
音楽:三枝伸太郎
主題歌:クリープハイプ
主なキャスト:村上虹郎、早見あかり、西川喜一、渡辺佑太朗、大沢ひかる、国枝量平、今本洋子、山崎樹範、二階堂智、ちはる、池端レイナ、ミッキー・カーチス

wasure3.jpg

wasure2.jpg

【感想】
人間って、忘れられることが一番つらいことなのかもしれないですね・・・。
下手したら、ある意味死ぬことよりつらいことなのかもしれません。
人間は二度死ぬなんてことを時々耳にしますが、死んだ後に生きている人達の記憶から完全に消えた時が、本当の死を意味するのかもしれないな・・・なんてことを、本編とは関係ないことですが、この映画を見ていたらふとそんなことを考えてしまいましたよ。
しかし切ない切ない、間違いなく切ない話なんだろうなと思いながら見てはいましたが、まさかこんな結末が待っていようとは・・・。

ただ号泣と言うよりは、ここで終わりなのかと、思わず目が点になってしまったのが正直なところでした。
最終的にはいろいろと説明されるのだろうと思っていたのですが、ああそう言う映画なんだと、納得しているうちにエンドロールが終わってしまって・・・。
でもこう言う映画なんだと分かった上で、更には結末も知った上でもう一回見てみたら、また全然違った面白みを感じれそうな作品ではありましたね。
ある種、ファンタジーに近い感覚で楽しむ映画だったでしょうか。

それにしても、まあ演技力に関してはまだお世辞にも褒められたものではなかったですが、主演の2人が醸し出す雰囲気は本当に素晴らしかったですね。
粗削りな演技がむしろプラスに働いたような?
何故か必ず忘れられてしまう少女と、絶対忘れないと誓った少年は、どこか儚げで不思議感が漂っている早見あかりとザ・普通の高校生感抜群の村上虹郎の雰囲気にぴったりフィット、いろいろとディティールの甘さは目立った作品でしたけど、この2人の雰囲気だけで十分入り込めた作品ではありましたね。
特に村上虹郎は、そこそこ友達もいてそこそこはモテるけど童貞チックな雰囲気も十分あったりで、まさしくザ・普通の高校生感が出ていたなと・・・棒っぽい演技も普通の高校生っぽくて逆に良かったかなと。

早見あかりも登場シーンからして普通じゃない感が出ていて、抜群の不思議さ加減を醸し出していましたね。
序盤からの伏線を、うまく終盤に生かす演出もなかなか良かったです。
忘れられまいとする姿を見ているから、終盤より切なさが込み上げてきて・・・「あの」楽しそうな映像が、より切なさを煽りました。
まあ何にしても、人の記憶って、いつの間にか薄れていくからホント怖いですよね・・・。
一生忘れないと思った出来事も、意外と簡単に記憶から抜けていたりで・・・。
評価3.5(5点満点中)


↓こちらの応援ポチをしていただけたら嬉しいです!

にほんブログ村


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック