【映画】王妃の館

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【解説・あらすじ】水谷豊が主演を務め、人気作家・浅田次郎の同名小説を映画化。倒産寸前の旅行会社が、ホテルの1つの部屋を2組に同時提供するというツアーの二重売りで窮地を脱しようと企み、そうとは知らずにツアーに参加した2組の旅行者たちが織りなす人間模様を、「探偵はBARにいる」で知られる橋本一監督のメガホンと、個性豊かなキャストたちのアンサンブルで描く。売れっ子作家の北白川右京は新作小説の執筆のため、日本語で「王妃の館」を意味するパリの超一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」に宿泊できるという豪華ツアーに参加。パリの街にインスピレーションを受けた右京の筆は順調に進んでいくが……。(映画.comより)

製作年:2015年
製作国:日本
監督:橋本一
原作:浅田次郎
脚本:谷口純一郎、国井桂
製作総指揮:早河洋
製作:平城隆司、水谷晴夫、遠藤茂行、木下直哉、間宮登良松、福田浩幸、石川豊、山本晋也、浅井賢二、茨木政彦、樋泉実、笹栗哲朗、大辻茂
企画:長井富夫
エグゼクティブプロデューサー:林雄一郎
プロデューサー:伊藤伴雄、遠藤英明、青柳貴之
音楽:佐藤準
エンディング曲:小野リサ
主なキャスト:水谷豊、田中麗奈、吹石一恵、尾上寛之、青木祟高、中村倫也、安達祐実、山中崇史、野口かおる、緒形直人、石橋蓮司、安田成美、山田瑛瑠、菊池銀河、石丸幹二

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【感想】
設定はなかなか面白そうだったのですが、見てみたらそこまでは・・・って感じでしたかね。
きっと浅田次郎の原作本は面白いのでしょう(読んでないので分かりませんが)、でも映画化は正直成功とは言い難い内容だったかと。
2時間が妙に長く感じられました、もう少しテンポ良く進めて尚且つコンパクトにまとめれば、多少は良くなった気もするのですが、無駄に長かったせいか、いいセリフっぽいのがあってもいまいち頭に入ってこなかったです。
まあ一応クスクス笑えるようなシーンはところどころありましたけど、ツボに嵌るほどでは無く、また特別感動があった訳でもなく・・・全体的にコメディ映画として中途半端だった印象は拭えない作品になってしまったかなぁ。

豪華フランス・パリツアーのダブルブッキング劇に終始していれば、まだ印象は違っていた気もしたんですけどね。
同じ高級ホテルで豪華ツアーと格安ツアーをダブルブッキング、その設定に関しては悪くなかったと思いましたし、作りようによってはかなり面白い作品になったと思いましたよ。
昼と夜で入れ替え作業にドタバタする様子は、何だか面白そうで、序盤はそう悪くないのではないかと思ったものでした、けど・・・いまいちスリリングに展開しなかったのはちょっと勿体なかったかなぁ、コメディはユルければいいってものでもないと思うので・・・。

まあでも、キャラの良さと役者の演技でそれなりにダブルブッキング劇に関してはまだ見れたんです、ツアーガイドの尾上寛之やツアー客で警官の青木祟高なんかは、特に好演が光っていた印象でしたよ。
田中麗奈、吹石一恵等、実力派の女優陣も華を添え、画的な部分もまずまず悪くはなかったかと。
一方、主人公の作家・右京さん、じゃなかった、いや、合ってるのか、相棒も本作も右京なのは偶然?必然?でも特別相棒ファンではない者からすると、出オチ感すら漂っていて、いまいち受け入れられずでした、こんな客相手にしていたらツアーガイドさん大変だろうなと言うのは十分伝わってきましたけどね、でもガイドさんのオチもあれでいいのかなぁ?

で、その右京さんが書く小説の劇中劇が、相当問題あり、長い長い、歌も長い(子供達の歌声は好きでしたけど)、これで相当映画のテンポが悪くなっちゃいましたね、しかも現代とそうリンクしてなかったのも何だかなぁ。
あのどこにでもありそうなフランスの古典劇を新作小説として発表しても、間違いなくヒットしないんじゃないかな(苦笑)
この劇中劇のせいで、笑いどころもどこかに吹っ飛んでしまったようで、結果印象には残り難い作品となってしまいました。
本物のヴェルサイユ宮殿を含むパリのロケーションは、とにかくゴージャスで、見ていて観光気分には浸れましたけどね。
評価2.5(5点満点中)


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