【映画】恋愛戯曲 私と恋におちてください。

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【解説・あらすじ】人気劇作家の鴻上尚史が自ら手がけた大ヒット舞台「恋愛戯曲」を、深田恭子主演で映画化したラブコメディ。深田が人気脚本家、主婦、セレブ作家という3つの異なるキャラクターを演じ分ける。共演に椎名桔平、塚本高史ら。落ち目の女流脚本家・真由美と、落ちこぼれプロデューサー・正也は、テレビ局の命運をかけたスペシャルドラマを作ることになる。真由美は自分と恋に落ちることを条件に、正也のオファーを受けるが……。(映画.comより)

製作年:2010年
製作国:日本
監督、原案:鴻上尚史
脚本:鴻上尚史、浜本正機
製作:小崎宏、重村博文、小谷靖、小西利行、北川直樹、竹ノ上蔵造、山中徳男、百武弘二
プロデュース:春名慶
プロデューサー:田口聖、中村陽介
音楽:上田禎
主なキャスト:深田恭子、椎名桔平、塚本高史、中村雅俊、清水美沙、西村雅彦、入江雅人、鈴木一真、大林丈史、顔田顔彦、野間口徹、小林高鹿、ムロツヨシ、花王おさむ、佐藤千亜妃、赤堀雅秋、葵、中山卓也、井上順

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【感想】
ラブコメとしては若干微妙だったかなと思いましたけど、ドラマ業界の裏話的な部分の方でまずまず楽しめた映画でしたかね。
スポンサーに合わせた話のコンセプトがある程度決まっていて、キャストもほぼ決まっていて、それでさあ脚本家さんシナリオ書いてくださいと・・・これだともう面白い作品を作ろうと言うよりは、スポンサーに納得してもらう作品を締め切りまでに間に合わせる作業に終始する感じで、それは傑作など生まれようはずもないですよね。
しかも製作、編成、営業それぞれの部門がいちいち口を出してくると来たもんだ、放送する前から責任のなすりあいが始まっているようでは、もうテレビドラマの先行きは暗いとしか言いようがないのかなぁ。

これは業界に通じている鴻上氏が監督・脚本な訳ですから、ある程度リアルな話なんでしょうね。
リアル過ぎては重苦しいので、オーバー過ぎるぐらいのコメディしたのでしょうか。
しかしまあ、もう見る前からこれ絶対ヒットしないよなと思えるドラマが多く存在したり、似たり寄ったりの無難なドラマが多々作られるのもこれなら納得、こうなると、もはや原作が大ヒットした作品のドラマ化以外、今後ヒットドラマは生まれて来ないのかもしれませんね・・・。
まあそんな訳で、脚本家はつらいよ的な部分に関しては、なかなか面白かったと思いましたよ。
これ見ちゃうと、今後共同脚本で作られた作品に関しては、あらぬ想像をしてしまいそうです。

で、肝心のラブコメ部分に関しては、一昔、いや二昔前のラブコメって感じで、ちょっと古臭さは感じたかな、と言うか、チープ過ぎる演出が作品の質を下げているようで何か勿体無かったなと。
特に劇中劇と、劇中劇の中の劇中劇はとんでもなくチープで、ちょっと見ていられないぐらいでした。
三層構造で描いた構成自体は悪くなかったんですけどねぇ。
でも、深田恭子の可愛さを堪能出来ればそれで良し、と思わされてしまうぐらい、ホント深キョンが可愛かったなぁ、演技力に関しては賛否あるでしょうが、もうこれはこれで彼女の味と言うことで個人的にはOKです、それと何気に劇中劇の疲れた主婦姿が結構好きでした。

スランプ気味の人気脚本家にはとても見えないところも、ある意味良くも悪くも深キョンらしかったかな。
私と恋に落ちてくださいの唐突感も、は?って感じですけど、でも見ているこっちはもう落ちてますって感じで、わがままぶりを楽しく見させてもらいました。
演技派の椎名桔平をこんな使い方するのはどうかなと思いましたが、彼だからこそ締まる部分もあって、何だかんだで楽しめましたし、コトの顛末も好きなオチでそこに関しては好印象でした。
チープな作風は返す返すも惜しかったですが、深田恭子の魅力と業界の裏話でまずまずは楽しめた映画だったかなと。
評価3.0(5点満点中)


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