【映画】トレインスポッティング

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【解説・あらすじ】ヘロイン中毒に陥った若者たちの生態を、斬新な映像感覚で生々しく描いたドラマ。監督はテレビの演出を経てデビュー作「シャロウ・グレイヴ」をヒット作に押し上げたダニー・ボイルで、監督第2作の本作はカンヌ国際映画祭で話題を集め、またアメリカでもヒットを記録。原作はイギリスでカルト的人気を誇るアーヴィング・ウェルシュの同名小説(邦訳・青山出版社刊)。製作のアンドリュー・マクドナルド(「赤い靴」「黒水仙」の監督エメリック・プレスバーガーの孫)。主演は「シャロウ・グレイヴ」に続き起用された新進ユアン・マクレガー。共演は「リフ・ラフ」「司祭」のロバート・カーライルほか。また原作者のアーヴィング・ウェルシュも小さな役で顔を出している。
マーク・レントン(ユアン・マクレガー)は平凡な生き方よりも、「誠実で真実あふれる麻薬の習慣」を選んだ麻薬常習者の青年。彼は何度目かの麻薬断ちを決めた。仲間のシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)も麻薬を止めるが、それはレントンに嫌がらせをするためだ。麻薬よりも健全な性欲を満たすべく、レントンたちはディスコに行く。そこで彼はダイアン(ケリー・マクドナルド)という美女に魅かれて彼女の家でセックスする。翌朝、彼はダイアンが実は高校生だと知る。レントンたちは再び麻薬を始めた。(映画.comより)

製作年:1996年
製作国:イギリス
監督:ダニー・ボイル
原作:アービン・ウェルシュ
脚本:ジョン・ホッジ
主なキャスト:ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ケビン・マクキッド、ロバート・カーライル、ケリー・マクドナルド、ピーター・ミュラン、ジェームズ・コスモ、アイリーン・ニコラス、アリソン・スーザン・ヴィルダー、ポーリーン・リンチ、シャーリー・ヘンダーソン、アービン・ウェルシュ
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【感想】
名作とは聞いていましたがドラッグがメインなので何となく手が出なかった映画でしたけど、見てみたら予想以上にヤク中映画でビックリ、しかも下品で汚らしさが半端じゃないし・・・こんなダメ人間で最低な人種のお気楽バカっぷりを延々見せられるのかと、最初は辟易としたものでしたが、何故か見ている内にいつの間にか嵌ってしまいました、まさしくドラッグ的中毒性のある映画だったなと思いましたよ。
特にポップな音楽&映像に完全にノセられてしまいました、とんでもなく悲惨で重苦しい状況なのに、そうは感じさせない作りが何とも絶妙でしたね、ダニー・ボイル監督のセンスの良さが色濃く出た映画だったと思いました。

しかしポップな作風とは裏腹に、ドラッグ描写が物凄く生々しかったなぁ・・・。
まあリアルかどうかは私には知る由もないですが、こんな風になるのなら、薬物には絶対手を出したくないと心から思わされましたね、ある意味薬物撲滅キャンペーンには最適な映画と言えるのではないでしょうか。
そして一度手を出したら止めたくてもなかなか止めれないのも、物凄く伝わってきました。
それを真面目に描かれたら重苦しくて見るに耐えないですが、まさかこんな風に描いてしまうとは、凄過ぎです。

それにしてもあのスコットランドで一番汚い便所のシーンには参りました、ちょうど飲み物を飲んでいた時にあのシーンだったので、あの汚水を飲んでいるような気分に苛まされて・・・(苦笑)
でもあのシーンは後世語り継がれるような名シーンでしたね、ある意味一生忘れないかも。
とにかく全編に亘って汚らしさが半端じゃなかった、でも最下層に堕ちた人間達を描くにはこれ以上無い汚らしさだったと言えましょうか。

それとドラッグ云々ではなく、最下層に埋もれる者と、そこから抜け出そうとする者を描いた映画として見ても、なかなか見応えのある内容だったかなと思いましたね。
ラストシーンは特に印象的、ドラッグを扱った映画なのに思いのほか終わってみれば不快感を感じなかったのは、クライマックスの作りが秀逸だったからなのかも、最後のちょっとした優しさもツボでした。
キャストも主役のユアン・マクレガーが素晴らしかったのは当然のこと、暴力的なロバート・カーライルを筆頭とした悪友達も個性的で皆印象深かったです、あと友達って何なんだろう、なんてこともちょっと考えさせられた映画でした。
まあ共感できるような映画ではなかったですけど、このぶっ飛び具合、一度は見ておいて損のない映画でしょう。
評価4.0(5点満点中)


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トレインスポッティング
Excerpt: イギリスのジャンキーたち。 これまで何度も麻薬を断とうとしながら果たせなかったレントンは、仲間と組んで麻薬取引を実行し、儲けの金を一人占めするが…。
Weblog: 象のロケット
Tracked: 2017-03-11 16:56