【映画】しあわせへのまわり道

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【解説・あらすじ】「エデンより彼方に」「エイプリルの七面鳥」のパトリシア・クラークソンが主演し、「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェ監督のメガホンで、米ニューヨーカー誌に掲載された実話を映画化したハートフルドラマ。これまで順風満帆な人生を送っていたニューヨークの売れっ子書評家ウェンディ。しかし、ある日、長年連れ添った夫が浮気相手のもとへ去ってしまう。夫がいなくなり、車が運転できない現実に直面して困ったウェンディは、インド人タクシー運転手のダルワーンに運転を習うことに。ダルワーンは伝統を重んじる堅物だったが、文化も宗教も違うダルワーンとの出会いと交流を通し、ウェンディは新たな一歩を踏み出していく。「ガンジー」の名優キングズレーがダルワーン役に扮した。(映画.comより)

製作年:2014年
製作国:アメリカ
監督:イザベル・コイシェ
原作:キャサ・ポリット
脚本:サラ・ケルノチャン
主なキャスト:パトリシア・クラークソン、ベン・キングズレー、ジェイク・ウェバー、グレイス・ガマー、サリタ・チョウドリー、ダニエラ・ラベンダー、サマンサ・ビー、ジョン・ホッジマン、マット・サリンジャー、マイケル・マンテル、ラジカ・プリ、アビ・ナッシュ、ジーナ・ジャリーン
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【感想】
内容的なことよりも、まずニューヨークの運転免許取得事情について驚かされましたね。
日本以外の免許取得事情については何の知識もなかったので、いきなり路上なのかと・・・そこでまずビックリしちゃいました。
まあ日本の教習所の高額教習も海外の方からしたら相当ビックリかもですが、正直教習所では優秀な生徒とは言い難かった自分としては、劇中のような感じで教習がスタートしたら、とてもじゃないが耐えられなかったかもと、思わず変な汗が出てしまいましたよ。
これだとかなりの確率で交通に乱れをきたしそうな気が・・・でも、それもあちらでは日常茶飯事で何ら不思議な光景ではないのでしょうか?

しかしベン・キングズレーが演じたダルワーンのような教官が担当してくれたら、何となく上手くやれそうな気もしますけどね(個人レッスン契約なの?)、自分が通っていた教習所はイラっと来る教官ばかりだったので、実際はこんな人いないよなと、ちょっと遠い目で見ちゃいました。
まあそんな教習については置いといて、人生を車の運転になぞらえた演出の数々はなかなか面白かったし、感心することばかりで、なるほどなるほどともう終始納得しきりでしたね。
人生も運転もちゃんと見てないと、何が起こるか分からないですもんね、肝に銘じておこうと、しみじみ考えさせられました。

ただ他人のことは的確に指導できるのに、自分のこととなると全くダメなところが、何とも人間臭くてリアリティがありましたね。
教官のダルワーンと、パトリシア・クラークソンが演じた生徒のウェンディの、運転教習だけでなくお互いの人生の教習をするようなちょっと不思議な関係性が、微笑ましくてとても良かったです。
安易な恋愛物語にしなかったところもかなり好感が持てました。
まさに大人の映画って感じの結末でしたね、この終わり方はかなり好きだったなぁ。

監督がスペインの女性監督だったからか、異国人目線、そして女性目線にも重きが置かれた作品だったのも印象的でした。
何歳からでも人生は始められる、やり直せる、そんな勇気も貰える作品だったかと。
ただ、パトリシア・クラークソンは、脱ぐ必要あったかなと、そこはちょっと疑問に感じましたけど・・・(でも品のある下ネタは意外とツボでした)
まあ何にしても、前向きな気分になれるとても心地の良い映画でしたね、肩の力を抜いて楽しめる、ホント大人の為の大人の映画でした。
評価4.0(5点満点中)


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しあわせへのまわり道
Excerpt: アメリカ・ニューヨーク。 文芸評論家として成功を収めた女性ウェンディは、21年間連れ添った夫テッドから離婚を切り出され呆然とする。 仕事が手につかない状態のなか、これまで車の運転を夫任せにしてきたこと..
Weblog: 象のロケット
Tracked: 2017-03-07 08:37