【映画】14の夜

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【解説・あらすじ】「百円の恋」で第39回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞した脚本家・足立紳の監督デビュー作。「百円の恋」同様の足立によるオリジナル脚本作品で、1987年の田舎町を舞台に、性への妄想を膨らませる中学生たちの姿を、バカバカしくも真面目に描いた青春劇。町に1軒だけあるレンタルビデオ屋でAV女優・よくしまる今日子のサイン会が開催されることを知ったタカシら4人の中学生は、まだ見ぬ女性の胸への憧れに駆り立てられる。主人公タカシ役はオーディションで選出された新人の犬飼直紀が演じ、光石研、濱田マリ、門脇麦、和田正人、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、健太郎らが共演する。(映画.comより)

製作年:2016年
製作国:日本
監督、脚本:足立紳
主なキャスト:犬飼直紀、濱田マリ、門脇麦、和田正人、浅川梨奈、健太郎、青木柚、中島来星、河口瑛将、稲川実代子、後藤ユウミ、駒木根隆介、内田慈、坂田聡、宇野祥平、ガダルカナル・タカ、光石研
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【感想】
自分が14歳の頃って、一体どんなこと考えて生きてたかなぁと思い返してみても、さすがにここまでおっぱいのことばかり考えてはいなかったと思うのですが、でも何か分かると言うか、劇中のようにもしかして自分は一生女性のおっぱいを揉むことが出来ないんじゃないかとか、いろんな面で期待よりも漠然とした将来への不安を持って生きていたなぁと、懐かしい想いに駆られながら楽しませてもらいました。
そして同学年で自分よりもランクが下だと思っていた男に彼女がいて、もう当然ながらおっぱいを揉んでいると知ったあの時の劣等感と言ったらもうね・・・どんなに勉強が出来る人よりも、そっち方面へ秀でた人の方に嫉妬していた自分がいたことを、久しぶりに思い出してしまいました。

また80年代後半と言う舞台設定が良かったですね。
これは年齢を見ると足立監督の過ごした青春(性春)時代を描いたのでしょうか、私はほんの少し後の時代ですが、でも一応ネットも携帯もそれほど整ってない時代に青春時代を過ごしたので、今と違って簡単にネットで裸やAVを見れる時代ではなかったあの頃の悶々とした気持ちは物凄く分かるなぁと、思いっ切り共感しきりの2間弱でした。
まあ80年代後半の雰囲気が全篇に渡って出ていたかと言うと若干疑問な部分もありましたけど、あのレンタルビデオ店(懐かしいなぁ、ビデオテープ)の雰囲気は最高でしたね。
今と違っていろいろと不便でしたけど、あれはあれで楽しかったなと・・・カーテンの奥への憧れ、男なら一度は抱いた感情でしょう。

そんな悶々とした日々に、AV女優がサイン会に来て、夜12時を過ぎたらおっぱいを吸わせてくれる、有り得ないけど有り得ると信じたいイベントがあるとしたら・・・って、ある訳ないけど、そこに固執するストーリー展開は面白かったです、さすがにその日一日のドタバタ劇は詰め込み過ぎだった印象ですけど。
私だったらそのイベントに出向く様子を知人に見られたらと思うと、恥ずかしくて絶対行けないな(苦笑)
しかし、AV女優の名前がよくしまる今日子とは、薬師丸ひろ子&小泉今日子を連想させる、あまちゃんなネーミングが何とも絶妙でしたね。

タカシの友人達のキャラ設定も妙にリアルで良かったぁ(さすがにミツルはやり過ぎだけど)、タカシの親父のダメさ加減もタカシを漠然と不安な気持ちにさせる親父っぷりで、ナイスキャラでした、そしてさすがは光石研でした。
そんな親父が放つラストの一言がグサッと来るんですよね・・・何か自分に言われているようで。
それにしても、門脇麦が演じたタカシのお姉ちゃんが可愛そうだったなぁ・・・。
まあしかし、男に比べて女の成長は早い、タカシの幼馴染役の淺川梨奈が物凄い存在感でしたね、それは揉みたいよ!!
こんなしょうもない時代を経て、人はいつの間にか大人になっていくんですよねぇ・・・なかなか面白い性春映画でした。
評価4.0(5点満点中)


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