【映画】バスジャック

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【解説・あらすじ】お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造が初の映画単独主演を務め、バスジャック犯に間違われてしまった男を演じる密室劇。リストラで職を失い、レントゲンで肺に怪しい影が写り、原因不明の歯痛にも悩まされる小宮は、目の前に転がる黒い物体を無意識に拾い上げ、その物体を手にしたまま目の前に止まっていた故郷の高知行きのバスに乗る。しかし、何気なく拾った黒い物体は拳銃で、そうとは知らずに拳銃を運転手につきつける格好になってしまった小宮は、バスジャック犯と勘違いされてしまう。慌てて釈明しようとした小宮だったが、乗客の男がナイフを持って叫び始め、事態は思わぬ方向へと転がっていく。(映画.comより)

製作年:2013年
製作国:日本
監督、脚本、編集:深沢佳文
主なキャスト:遠藤章造、石橋杏奈、藤原光博、清水一希、鈴木つかさ、村田充、生島勇輝、堀まゆみ、赤垣正樹、矢作則子、麻生真彩、竜二、石井悠貴、ほんこん
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【感想】
何だかんだで楽しめるのではないかと、ほんのちょっとだけ期待したのですが、まあ世間の評価通りでしたかね。
コメディとしてはそれほど笑えなかったし、緊張感は薄いのでサスペンスとしても微妙だし、強いて言えば人情喜劇として少しだけほろっとさせられた部分はありましたが、とは言え見せ方が微妙だったので、もう一つ感情移入は出来ずで・・・。
まあ冒頭のシーンで、これはヤバいレベルの映画だなと、嫌な予感はしましたけどね。
せめてもう少しバスジャックと勘違いされる件に説得力があればまだスンナリ入っていけたと思うのですが。
それかグダグダでも、それで笑えればまだコメディとしては見れたかと。
結局どちらも中途半端、ある意味ココリコの遠藤主演映画らしいと言えばらしい気もしましたが・・・。

その遠藤ですが、役者としてもしかして全く違う顔を見せるではないかと少しは期待したのですが、予想以上にそのまんま、まさしくコントで見せるココリコの遠藤そのものでしたね。
良く言えばブレてないとも言えますが、芸人さんでもドラマや映画となると別人のようにいい演技を見せる方もいるので、そっち方面で期待したら見事な肩透かしに遭いました(苦笑)
しかもその他の乗客も遠藤に合わせるかのように大根の方が多数いて、ちょっとビックリ、そんな中に混じって石橋杏奈がいる異質感はツボでした、さすがにこの中だとダントツで輝いてる、ってまあそもそもキャスト欄に石橋杏奈の名前がなかったらおそらくは見て無かった映画でしたけど。

ただ題材としては嫌いではなかったです、ワンシチュエーション的な密室劇は結構好きなんで。
バスはまさしく動く密室、そんなバスに乗合わせた乗客は、それぞれ抱えている問題があって、バスジャック事件からそれらが少しづつ浮き彫りになっていく、そんなストーリー構成は使い古されたネタとは言え悪くはなかったと思いました。
撮りようによってはもっと面白い映画に仕上がった気がしましたね。
まあ逆にこのタイプのストーリーでここまでハズす監督さんの力量は、ある意味凄いと言えるかも・・・。

それでも最後まで見れたことを考えると、全くの駄作ではなかったと思います、もし演技力のある著名な俳優が主役だったら、この脚本・演出でもそれなりには見れた気も。
しかしオチがそう来るとはなぁ、意外性があったと言えばありましたけど、ここはセオリー通りでも良かったような。
最初から最後まで、人生に行き詰った者が醸し出す哀愁も含めて、全て中途半端だったような、ホント遠藤っぽい映画でした。
評価2.0(5点満点中)


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