【映画】疾風ロンド

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【解説・あらすじ】阿部寛主演で人気作家・東野圭吾の同名サスペンス小説を映画化。盗まれた生物兵器の捜索にあたる、しがない研究者の栗林を阿部が演じるほか、物語の主な舞台となるスキー場のパトロール隊員役で「関ジャニ∞」の大倉忠義、スノーボード選手役で大島優子が共演。「サラリーマンNEO」「あまちゃん」といったNHK人気番組の演出で知られる吉田照幸監督がメガホンをとった。大学の研究所から違法な生物兵器「K-55」が盗まれ、研究所所長のもとに「人質は全国民。身代金3億円を用意しろ」との脅迫メールが届く。盗まれた生物兵器を秘密裏に探すよう命じられた、しがない研究主任の栗林は、何の手がかりのない中で捜索を始めるが、そこに「犯人死亡」の報せが届く。犯人の遺品から、生物兵器の所在のわずかな糸口をつかんだ栗林は、ヒントとして浮かび上がった「日本最大級のスキー場」へと向かうが……。(映画.comより)

製作年:2016年
製作国:日本
監督:吉田照幸
原作:東野圭吾
脚本:ハセベバクシンオー、吉田照幸
製作:多田憲之、岡田美穂、木下直哉、間宮登良松、村田嘉邦、山本浩、渡邊耕一、岩野裕一、市村友一、細野顕宏
企画:須藤泰司
エグゼクティブプロデューサー:重松圭一
プロデューサー:栗生一馬、沖貴子
音楽:三澤康広
主題歌:B'z
主なキャスト:阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、望月歩、前田旺志郎、久保田紗友、鼓太郎、堀部圭亮、中村靖日、田中要次、菅原大吉、でんでん、柄本明
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【感想】
簡単なあらすじを読む限りはシリアスなサスペンス映画のようでしたが、実際見てみたらサスペンス仕立てではあったものの、ほぼコメディ映画でしたね。
まあ予告編でかなりユルそうな雰囲気は醸し出していましたので、これはこれである程度想定の範囲内、しかも監督が「あまちゃん」の監督とのことでしたので、それを考えれば何となく納得は納得の作品でした。
たた個人的にはもうどうせならもっと脱力系の作品に仕上げちゃっても良かった気はしましたね。
でも原作が東野圭吾作品ともなると、これ以上はふざけられないか、クスクス笑いは結構あったものの、コメディとしてはやや中途半端だった印象で・・・勿論、サスペンスとして見たら目も当てられない映画ですから、これだと世間の評価は微妙なものになりそうですねぇ。

まあしかし、阿部寛のコミカルな演技は見ていていつもながらに面白かった!
さすがに「テルマエ・ロマエ」級には遠く及びませんが、阿部寛だからこそ楽しめた映画だったと思いましたよ、笑いの内容そのものはかなりスベリ気味でしたけど、阿部寛が作品を救いましたね。
それプラス、主人公・栗林にはサラリーマンの悲哀も感じられて、父子の関係には思わず感情移入させられました。
人はいつの間に保身に走ってしまう生き方に変わってしまうのでしょうか(自分も含めて)。
しかし息子役の濱田龍臣がイケメンに成長していてビックリ、ゲレンデで知り合う女性役の久保田紗友もめちゃくちゃ可愛く成長していて、2人の今後がとても楽しみになりました。

生物兵器を探すメイン部分については、まあそもそもあんな雑な瓶詰め状態の時点でこれコメディですので真剣には見ないでくださいと言っているようで、とても恐ろしいことなのに緊張感は皆無でしたね。
研究所の所長が柄本明の時点でほぼコント、途中阿部寛が志村けんに見えてきました(笑)
ここはサスペンスの意識は捨てて、父子の物語に感情移入しながらドタバタ劇のクスクス笑いに身を委ねるのが吉と言えましょう。
それはそうと謎の男役のムロツヨシが何気にいい味出してましたね、クスクス笑いには欠かせない俳優さんです。

客引き要員?の2人、イケメン担当の関ジャニ大倉と美女担当の大島優子のお子ちゃま恋愛描写にはちょっぴり失笑も、雪山アクションはなかなかの見応え、阿部寛の胡散臭さとは対照的で画的に映えました、大島はスノーボードがリアルに上手なんですね、ムロツヨシとの対決は最高でしたぁ~。
まあ全体的にはもう一歩感が否めなかったですが、肩の力を抜いて見れるこんな映画、意外と好きです。
評価3.5(5点満点中)


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Excerpt: 危険な違法生物兵器「K-55」が、医科学研究所から盗まれた。 ところが、3億円を要求してきた犯人が事故死してしまう。 4日以内に「K-55」を回収しなければ、大惨事となることは確実。 警察にも通報でき..
Weblog: 象のロケット
Tracked: 2016-12-05 17:29

疾風ロンド
Excerpt: 東野圭吾原作の同名小説を阿部寛主演で映画化した作品だ。サスペンスの物語なのだけど、内容は父子の関係修復のお話になっていた。シリアスではなく、コメディタッチなのでお気楽映画として楽しい。それでもスキー場..
Weblog: とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
Tracked: 2016-12-09 23:06