【映画】プリンセス トヨトミ

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【解説・あらすじ】「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」で知られる人気作家・万城目学の直木賞候補になったベストセラーを映画化。1615年の大阪夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔(まつえい)が今も生きつづけ、大阪の男たちは400年もの間その秘密を守り続けていた。国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の精鋭3人は、ふとしたことからその真実を知ってしまい、大阪の公共機関や商業活動など、あらゆる機能が停止する一大事件に巻き込まれていく。(映画.comより)

製作年:2011年
製作国:日本
監督:鈴木雅之
主なキャスト:堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、沢木ルカ、森永悠希、笹野高史、和久井映見、中井貴一、宇梶剛士、甲本雅裕、合田雅吏、村松利史、おかやまはじめ、ト字たかお、菊池桃子、平田満、江守徹、宅間孝行、玉木宏、川井つと、社城貴司、須田邦裕、いわすとおる、柴田善行、上村響、加賀瀬翔、河原健二、大賀太郎、駿河太郎、岡部太夢、田中尚輝、中西一志、岸川拓也、窪田弘和、中喜多眞代、山本浩之、村西利恵、林弘典
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【感想】
設定はいろいろと面白い映画でした。
しかし広げた風呂敷が大きすぎて、いまいち回収できていなかったのが何とも惜しい。
私は原作は読んでいないので詳しいことは分かりませんが、これだけ奇想天外な話だと映画化するにはちょっと難しい話だったのかな・・・でも、何とかもう少し上手くまとめて欲しかった。
投げっ放しの伏線も多すぎでしたし、詰め込み過ぎてテーマも絞りきれていなかった印象ですし、まあ笑えるシーンがあったり、グっと来るシーンもあったりで、部分部分では結構面白いと思えましたけど、奇想天外でとても興味深い話だっただけに、全体的にはどこか消化不良感が拭えない映画だったなと思わずにはいられませんでした。

ただ大坂夏の陣的構図を現代に蘇らせたようなちょっと不可思議な設定は、何気に面白かったです。
ちょっと繋がっているようで、ロマンがあっていいですね。
プリンセスの話がもう一つしっくり来なかったのはちょっと勿体無かったけど・・・。
あの少年と少女を微妙に生かしきれてなくてねぇ、沢木ルカのビジュアルはフィットしていただけに惜しい。
でも松平VS真田の戦いは、堤真一と中井貴一の好演も相まって、とても見応えがありました。
鳥居や旭姫(ゲンズブール)の絡み具合にもっと説得力を持たせることができたら尚良かったんですけど、ここは原作と男女逆の設定にしたんだとか?だから上手くまとまらなくなってしまったのかなぁ・・・。

まあでも個人的には、ミラクル鳥居が綾瀬はるかだったからこそ鑑賞意欲が湧いたところもあったので、これはこれで楽しめました。
イメージそのまんまの役どころだったので、ただただ癒されたぁ、おいしそうにお好み焼きやたこ焼きを頬張る姿を見ているだけで妙な満腹感、ただミラクルっぷりはあまり感じられずで、映画的には本当に勿体無いキャラ設定でしたね。
でも当時話題になった胸関係のアレを見れただけで、とりあえずOKです。

で、気になっていた大阪全停止の真相ですが、どうなんでしょう・・・大阪の団結力、人情の町大阪らしさは十分に感じ取れて、それはそれで納得なんですが、どこか心にモヤモヤ感も残る結末だったんですよねぇ。
父と子の絆には感動しましたし、母娘とは違った不器用な関係性には、同じ男としてものすごく共感する部分もあったんですけど、全体的には雑な構成になってしまったのが何とも勿体無かったなと。
とは言え、普通には楽しめました。
評価3.0(5点満点中)


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