【映画】パズル

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【解説・あらすじ】「リアル鬼ごっこ」「×ゲーム」などで人気の作家・山田悠介による小説で、2007年にはドラマ化もされた「パズル」を、夏帆主演で映画化。とある郊外の高校で、女子生徒の中村が屋上から飛び降りてから1カ月後、奇怪なマスクをつけた集団が学校を占拠する事件が発生。妊娠中の女教師が監禁され、理事長と男子生徒らが姿を消し、不可解な事件に街中が騒然となる。屋上から飛び降りたものの一命を取りとめていた中村は、同級生の湯浅から託された封筒の中に、事件の鍵を握るパズルのピースを発見。湯浅の後を追ううちに、想像を絶する光景を目にする。実際の事件を映画化して物議を醸した「先生を流産させる会」の内藤瑛亮監督がメガホンをとった。(映画.comより)

製作年:2014年
製作国:日本
監督:内藤瑛亮
原作:山田悠介
脚本:佐々木誠、内藤瑛亮
製作:安田猛、水口昌彦、小沼修
企画:菊池剛
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎
プロデューサー:二宮直彦、三浦宏之
主なキャスト:夏帆、野村周平、高橋和也、八木さおり、佐々木心音、田中隆三、大和田獏、渡辺凱、冨田佳輔、佐伯亮、馬場ふみか、吉満涼太
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【感想】
序盤から物凄く不快な気分にはさせられつつも、何だかんだで見入ってしまうような、他の作品にはない独特な空気感が漂っていた映画でしたね。
とにかく残忍で容赦のない映画でしたけど、それでもどこか儚く美しいとさえ思わされるような、ちょっぴりファンタジックな雰囲気がとても印象的でした。
しかしグロイともまた違うような、残酷描写があまりにも直球すぎてビックリ・・・ただやり過ぎの感も、直球過ぎるが故に目を背けたくなるような感情に駆られることもなく、まあとにかく不思議な感覚に陥ってしまった映画でしたよ。
逆にホラーファンにはこれだと物足りないと言われてしまいそう、そして普通の映画ファンからはとにかく不快と言われてしまいそう(苦笑)

それにしても、湯浅を演じた野村周平のサイコなキャラが不気味な怖さを醸し出していて何か恐ろしかったなぁ。
オーラのないどこにでもいそうな少年の雰囲気が漂っていましたから、尚更何考えているか分からないリアルさも感じられて、その後の行動にただただビックリでした。
突っ込みどころとしては、どうやってそんな準備をしたのか、さすがに無理がありすぎでしょ。
それと全体的に仕掛けがチープ感漂いすぎて、正直冷める部分はありましたね。
でも野村周平と八木さおりお母さんの醸し出す雰囲気は良かったです!

結局湯浅が夏帆演じる中村さんに拘る理由は何だったのか、映画を見ただけではもう一つ伝わってこなかったのはちょっと残念でした。
純愛?同情?自分の生きる価値を見出した?終わってみると壊れ方が何だか切なかったなぁ。
しかし夏帆はまた物凄い演技見せてくれましたねぇ。
昔の清純派だった夏帆はどこへ、最近の壊れっぷりはホント凄い、今後もいろんな顔を見せてくれそうで楽しみですね、個人的には美しかったけど制服姿に若干の違和感を感じました(さすがに女子高生には見えなかったかな)

まあしかし冒頭で中村さんがあんなことになったのは何故なのか、それを少しづつプレイバックしながら見せていく手法はなかなか見応えがありましたね。
さすがに佐々木心音先生は可哀相だったけど、他に関してはやりすぎでも何でもこうし返すのは心の中で少し納得、でもやっぱり佐々木心音先生は・・・。
まあとにかく不快、でも何故か見入ってしまう魅力に、内藤監督の今後への期待が高まります。
評価3.0(5点満点中)


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