【映画】六月燈の三姉妹

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【解説・あらすじ】「半落ち」の佐々部清監督が、家業の和菓子店再建を目指して奮闘する一家が繰り広げる人間模様を、実在の店をモデルに描いたハートフルドラマ。鹿児島県のとある寂れた商店街。その一角にある家族経営の和菓子店「とら屋」も、大型ショッピングセンターに客を奪われ赤字が続いていた。そんな店を建て直すべく、離婚した父と母や出戻りの長女、離婚調停中の次女、結婚直前に婚約破棄した三女、さらに東京から次女を追ってきた夫も加わり、六月燈の夜に発売する新作和菓子「かるキャン」で逆転を狙うが……。(映画.comより)

製作年:2013年
製作国:日本
監督:佐々部清
原作、脚本:水谷龍二
企画:西田聖志郎
エグゼクティブプロデューサー:小野鉄二郎
プロデューサー:坂上也寸志、臼井正明、竹本克朋
音楽:寺嶋民哉
主題歌:石原有輝香
主なキャスト:吹石一恵、徳永えり、吉田羊、津田寛治、西田聖志郎、市毛良枝、井上順、重田千穂子、山上康広、ちゃんサネ、渋江譲二、木地山まみ、田村三郎、三谷愛華、佐々木貞幸、DJ POCKY、よし俣とよしげ
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【感想】
地味ながら、程好く心温まるご当地物映画でしたね。
私自身は鹿児島どころか九州自体にあまり馴染みがないので、方言の意味が分からなくて若干入り込み難い部分もありはしましたけど、でもこの方言があったからこそご当地物特有の温かみを感じられた部分もありましたから、そこは一長一短って感じでしょうか。
ただご当地観光PRの部分ではあまり上手くいったとは言えない印象でしたけどね・・・(逆にご当地の方は楽しめそう)
六月燈なるお祭もほとんど話には絡んでなかったですし。
まあ逆にご当地物お決まりの最後はお祭描写な感じではなかった分、いい余韻に浸れて一つの作品としては良かったと思いましたけど。

それとあのかるキャンでしたっけ?そもそもかるかん自体某映画で少し見たことがあるだけで味が全く想像できないのですが、劇中登場した新商品かるキャンは見た目から微妙すぎて売れるとはとても思えないのですが・・・(苦笑)
ある意味とら屋の売り上げが年々落ちてきて、経営が傾きかけている設定に説得力を持たせたとは言えましたが。
まあそれらを踏まえてのラストに登場した新商品、そして跡継ぎ問題の結末には、思わずホロリとさせられましたけどね、何だかんだでこう言う親子のいい話系には涙腺が緩みます。

しかしこのとら屋の三姉妹&両親が皆なにかと問題を抱えていて、いい感じに話を盛り上げてくれましたね。
少々難点を言えば、バツが多すぎて誰が誰の子でどう言う構図なのか微妙に分かり難かった面はありましたが。
結果的にはそれぞれの関係性やそれぞれに対する感情が少しづつ浮き彫りなっていく面白さみたいなもので楽しめる作品にはなっていましたが、その見せ方にもう一工夫あれば尚良かったかな。
とりあえず、豪快な市毛良枝お母さんあっての三姉妹だったのは良く分かりました!

まあしかし三姉妹を演じた吉田羊、吹石一恵、徳永えりが本当に美しかったなぁ。
キャンディーズを三人で歌うシーンはファン必見と言えましょう。
それと容姿と男運が比例しないところなんかにも、ある意味女性は勇気付けられる作品と言えるでしょう(笑)
一方男目線では、二女の吹石一恵と離婚の話し合いをしていた旦那の津田寛治の可哀相な境遇にも、感情移入すること間違いなしかな。
どこにでもある日常に寄り添った話だったからこそ、心にスッと入ってきて、ついつい見入ってしまった作品でした。
評価3.5(5点満点中)


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六月燈の三姉妹
Excerpt: 大型ショッピングセンターの進出で客足減少に苦しむ鹿児島市の真砂(まさご)商店街。 その一角にある和菓子店「とら屋」は、起死回生を図るべく“六月燈(縁日)”に出品する新作和菓子の開発に取り組んでいた。 ..
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Tracked: 2016-06-22 20:24