【映画】リトル・フォレスト 冬・春

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【解説・あらすじ】「海獣の子供」などで知られる漫画家・五十嵐大介の同名コミックを、「春」「夏」「秋」「冬」の4部作として実写化し、「夏・秋」(前編)、「冬・春」(後編)の2編にわけて劇場公開する「リトル・フォレスト」の後編。一度は街に出たものの居場所を見つけることができず、生まれ故郷の小さな村に戻ってきた女性いち子が、東北の美しくも厳しい自然に囲まれた自給自足の生活を通じて、自らを見つめ直していく姿を描く。秋の終わりに、5年前の雪の日に突然姿を消した母・福子から1通の手紙が届き、いち子は今までやこれからの自分を思い、心が揺れ始める。そうした日々の中でも季節はめぐり、雪解けとともに春の足跡も近づいてくる。来年もここにいるかどうかわからなくなったいち子は、春一番で作付けするジャガイモを今年は植えるかどうか迷うが……。(映画.comより)

製作年:2015年
製作国:日本
監督、脚本:森淳一
原作:五十嵐大介
企画:河合勇人
製作:大角正、加太孝明、中村理一郎、宮本直人、鈴木伸育、松田陽三、坂東浩二、宮田三清
エグゼクティブプロデューサー:高橋敏弘
プロデューサー:守屋圭一郎、石田聡子
フードディレクション:野村友里、山本有紀子
音楽:宮内優里
主題歌:FLOWER FLOWER
主なキャスト:橋本愛、三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島かれん、イアン・ムーア、佐藤さち子、千葉登喜代、篠川桃音、照井麻友、小島康志、岩手太郎、北上奈緒、栗原吾郎、坂場元、渡辺佑太朗
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【感想】
夏・秋編に続いて、今回の冬・春編もストーリーは有って無いようなものでしたが、一季節約一時間のこのスタイルが妙にクセになると言うか、不思議な魅力溢れる作風で、今回もまたとても心癒されました。
前作のラストからようやくストーリーが大きく動いていくのかなと思いきや、蓋を開けてみればそうでもなく、いつも通り淡々とした展開だったので最初はあれ?とも思ったのですが、結局この映画はこれがいい、これがホント落ち着くんですよねぇ。

生きる為に食べる、食べる為に作る、シンプルだけど、生きていく上での必要絶対条件でもあったりしますから、だけに心にスッと入ってくるところもあったのかなと。
来年食べるものを、一年前から作り始める、農業ってシンプルだけど奥が深いですねぇ。
農家の方々が丁寧に手間隙かけて作られた食材に対して、もう少し感謝の念を持たないといけないなと、強く思わされましたよ・・・。

しかしこの映画は、飯テロ描写が半端ない!(笑)
季節季節の食材で、橋本愛演じるいち子が本当においしそうなものを作るんですよねぇ。
もう最初の納豆餅からしてやられた~大好物なんで。
中にはちょっと失敗作もあったりしたのも、お茶目で可愛かったです。
料理好きなら、即実践してみたくなること間違い無しでしょう。
それにしても、農業している橋本愛が、料理している橋本愛が、とにかく美しかった、こう言う映画で、作品と役者がこれほどマッチした映画もそうそうないのでは?

また今回は、前作では出番がそれほど無かった親友キッコ役の松岡茉優も、ガッツリ話に絡んできて、対照的な2人を堪能できましたね。
前作の段階ではそれほど親友感はなかったですが、今回は2人の間の強い絆が垣間見れて、よりストーリーに深みを持たせたなと思いました。
小森に逃げ帰ってきたことで苦悩葛藤するいち子、苦悩するいち子に対してとある感情を抱くキッコ、その構図が橋本愛と松岡茉優のキャラにピタリ嵌って、前作よりは話的にも少し見所があった後編って感じでしたね。
それと相変わらず三浦貴大もピンポイントでいいこと言いますね、リアルではこう言うタイプ正直苦手ですけど(苦笑)
まあよくよく考えると具体的なことはストーリー上ほとんど語られてない感じではありましたが、まあこの映画はこれでいいんですよね、ホント心癒されましたよ。
評価4.0(5点満点中)


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リトル・フォレスト 冬・春
Excerpt: 東北の小さな集落“小森”で自給自足の生活をしているいち子の元に、5年前の雪の日に突然失踪した母・福子から手紙が届く。 母のレシピで料理を作りながら、今までの自分、そしてこれからの自分を思い、心が揺れ始..
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Tracked: 2016-06-20 06:51