【映画】リスボンに誘われて

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【解説・あらすじ】2004年に刊行されて以来、全世界で発行部数400万部を突破しているパスカル・メルシエのベストセラー「リスボンへの夜行列車」(早川書房刊)を、ジェレミー・アイアンズ主演、「ペレ」「愛の風景」の名匠ビレ・アウグスト監督により映画化。スイスの古典文献学教師ライムント・グレゴリウスは、妻と別れて以降、ひとり暮らしの単調な毎日を過ごしていたが、そんな日々に特に不満も疑問も抱いていなかった。しかしある日、一冊のポルトガルの古書を手に入れたライムントは、その本に魅了され、アマデウ・デ・プラドという謎の著者について知るため、衝動的にポルトガルのリスボンへ旅立つ。旅先でアマデウの家族や友人を訪ね歩き、徐々に明らかになっていくその素顔や人生を知ることで、ライムントもまた、自らの人生と向き合っていく。メラニー・ロラン、シャーロット・ランプリング、ブルーノ・ガンツ、クリストファー・リーら豪華キャストが出演。(映画.comより)

製作年:2013年
製作国:ドイツ、スイス、ポルトガル
監督:ビレ・アウグスト
原作:パスカル・メルシエ
脚本:グレッグ・ラター、ウルリッヒ・ハーマン
製作:ピーター・ライヘンバフ、グンター・ルス、カースティン・ラムケ
製作総指揮:オリバー・ジーモン、ダニエル・バウアー、エリック・フィッシャー、ケビン・フレイクス
音楽:アネッテ・フォックス
主なキャスト:ジェレミー・アイアンズ、メラニー・ロラン、ジャック・ヒューストン、マルティナ・ゲデック、トム・コートネイ、アウグスト・ディール、ブルーノ・ガンツ、レナ・オリン、クリストファー・リー、シャーロット・ランプリング、マルコ・ダルメイダ、ベアトリス・バタルダ、ニコラウ・ブレイネ、ブルクハルト・クラウスナー、アドリアーヌ・ルース、フィリッピ・バルガス、ザーラ・シュパーレ=ブールマン
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【感想】
予告編が物凄く興味をそそられる内容の予告編だったので、予告編以外何の前知識も無く衝動的に見てしまった映画でしたが、まあ予想した内容とはちょっと違っていましたけど、とても雰囲気のあるなかなか良い映画でしたね。
タイトル同様に、思わずリスボンに誘われてしまいそうな、思わず衝動的に自分探しの旅に出てみたくなってしまうような、そんな映画だったと思いました。

とは言え、見る前はリスボンがポルトガルの首都であることすらいまいちイメージ出来ていなかったのですが(苦笑)
更に言えば、物語のスタート地点であるベルンがスイスの首都であることもいまいちイメージ出来ていませんでした(トホホ・・・)
しかし夜行列車で結構な距離を走っていたんですね、そこまで長い距離を旅していた感は出ていなかったような?
まあでも、主人公ライムントがリスボンに辿り着くまでの話の掴み的な部分に関しては、ホント秀逸でしたね。
運命に導かれるかのようにライムントをリスボンへと誘うそこまでの描写で既にもう、物語にガッチリ引き込まれてしまいましたよ。

また初老の教師ライムントを演じたジェレミー・アイアンズが抜群の雰囲気を醸し出していたんですよね。
言うなれば堅物真面目の「退屈人間」臭たっぷり、そんな彼の人生を刺激する著書を書いた人間は一体どんな人物なのか、それはまるで彼の自分探しの旅でもあるようで、見ている側も思いっ切り引き込まれてしまいました。
個人的な難点を言えば、まあ私に学が無いこともあって、著書に記されていた哲学的な言葉の数々に、私自身はそこまで刺激されなかったところが・・・(またしてもトホホ)

しかし映画的には、現在パートと過去パートの切り替え具合がとにかく絶妙だったりで、物凄く見応えがありました。
1970年代に行われた革命についてはよく知らないで見てしまったので、正直?な部分もありはしたのですが、激動の時代を生きた彼らの話を追って行くうちに、私自身もライムント同様その時代に生きたアマデウ達の生き様にグイっと引き込まれてしまいました。
メラニー・ロランを巡る青春愛憎劇も、物語のいいスパイスとなっていましたね。
それらを受けての旅のラストがまた余韻があって良かったぁ~!
評価4.0(5点満点中)


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リスボンに誘われて
Excerpt: スイスの首都ベルンの男性高校教師ライムント・グレゴリウスは、吊り橋から飛び降りようとしていた女性を引き留める。 彼女が残した1冊の本には、ポルトガルの首都リスボン行きの切符が挟まれていた。 駅へ向かっ..
Weblog: 象のロケット
Tracked: 2016-05-16 21:45