【映画】エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)

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【解説・あらすじ】第11回柴田錬三郎賞を受賞した夢枕獏による小説「神々の山嶺」を、「愛を乞うひと」などを手がけた平山秀幸監督のメガホンにより映画化。「永遠の0」の岡田准一、「テルマエ・ロマエ」の阿部寛、「そして父になる」の尾野真千子といういずれも実力派のキャストが初共演を果たす。ヒマラヤ山脈を望むネパールの首都カトマンズで、山岳カメラマンの深町誠が発見した1台の古いカメラ。そのカメラは、イギリスの登山家ジョージ・マロリーが、1942年6月8日にエベレスト初登頂に成功したのか否かという、登山史上最大の謎を解く可能性を秘めたものだった。カメラの過去を追う深町は、その過程で、かつて天才クライマーと呼ばれながらも、無謀で他人を顧みないやり方のために孤立した伝説のアルピニスト・羽生丈二と出会う。深町は羽生の過去を調べるうちに、羽生という男の生きざまにいつしか飲み込まれていく。(映画.comより)

製作年:2016年
製作国:日本
監督:平山秀幸
原作:夢枕獏
脚本:加藤正人
製作代表:角川歴彦
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎、平野隆、豊島雅郎
プロデューサー:井上文雄、岡田有正
企画・プロデュース:高秀蘭
音楽:加古隆
主題歌:イル・ディーヴォ
主なキャスト:岡田准一、阿部寛、尾野真千子、ピエール瀧、甲本雅裕、風間俊介、ツェリン・ロンドゥップ、佐々木蔵之介、山中崇、田中要次、塚本耕司、外波山文明、綾田俊樹、荒谷清水、林家彦いち、伊藤洋三郎
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【感想】
前半は思いのほか惹きつけられるものがあって、評判ほど悪くはないなと思いながら見ていましたが、話が進むに連れて色々と気になる点が増えていき、結果終わってみるとやはりと言うか何と言うか、まあ登山に関しては何の知識もないし原作も読んでないので実際は私が思ったほど突っ込みどころ満載ではなかったのかもしれませんが、結局何がしたかった映画なのか、いまいちピンと来なかったなと・・・。
そんな訳で、本来感動するような場面もそれほどグッと来ることは無く、ただただ過酷な撮影に耐えた役者さんや撮影スタッフの方々ご苦労様でしたと、そのぐらいしか見終わってすぐは思い浮かばなかったですかね。

マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか否か?はたまたその謎を追う過程で出会った伝説のクライマー羽生丈二の人物像が少しづつ明らかになっていく前半部分に関しては、なかなか引き込まれる展開で、先への期待を十分抱かせるものだったのに、後半は何であんな展開になってしまったのか・・・残念としか言いようがないです。
台詞回しも、仰々しくて見てる方が恥ずかしくなりますよ、これでは、こんなことを言わされてる役者さんが可哀相・・・。

しかしそんな中でもさすがは阿部寛、細かいことは山に詳しくないので分かりませんが、確かに伝説のクライマーな雰囲気は抜群に出ていたと思いました。
山に懸けるあの情熱、阿部寛の演技には思わず圧倒されました(山以外に関してはゲスすぎでしたけど)

逆にカメラマン深町を演じた岡田准一は、深町のキャラが微妙すぎた面もありはしたものの、さすがに阿部寛と比べるとやや物足りなかったか。
まあこれは岡田准一と言うよりは作り手の問題が大きいのですが、しかし深町は一体何してんだか、キャラがブレ過ぎ急変し過ぎ、しかも終盤は超人過ぎと来たもんだ・・・。
現地で撮影しただけあって映像に見るべきものはありましたが、結局何で登山家は山に魅せられるのか、命を懸けるのか、そんな山の魅力と言える部分はいまいち伝わってこなかったなぁ。
これだとどれだけ命を奪ったら気が済むのって言われても(尾野真千子の台詞)、それはあれ見たら仕方ないでしょとしか言いようが・・・。
後半の急落ぶりが、何とも勿体無い映画でした。
評価2.0(5点満点中)


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エヴェレスト 神々の山嶺
Excerpt: 1993年ネパール、カトマンドゥ。 カメラマンの深町誠は、エヴェレスト初登頂の記録を塗り替えるかもしれない可能性を秘めたカメラを骨董屋で見つけた。 そのカメラの行方を追ううちにたどり着いたのは、数年前..
Weblog: 象のロケット
Tracked: 2016-05-16 18:35