【映画】貞子3D2

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【解説・あらすじ】ジャパニーズホラーを代表する恐怖のアイコン・貞子を3Dで描いた「貞子3D」(2012)の続編。謎の大量死を引き起こした「呪いの動画」事件から5年、安藤孝則との間にひとり娘の凪をもうけた鮎川茜は、出産時に命を落としてしまう。孝則は妹の楓子に凪を預けて娘と距離を置いていたが、そんなある日、「呪いの動画」による死亡事件が再び起こるようになる。それらの死がすべて凪の周辺で起こっていることに気付いた楓子は、5年前の事件について調べ始めるが……。前作に続き「リング」シリーズの原作者・鈴木光司によるオリジナルストーリーを、英勉監督のメガホンで映画化した。NHK連続テレビ小説「てっぱん」で知られる若手女優の瀧本美織が楓子役で主演。(映画.comより)

製作年:2013年
製作国:日本
監督:英勉
原作:鈴木光司
脚本:保坂大輔、杉原憲明
製作:安田猛、永井靖、太田敏郎、岩崎智、原田典佳、中尾公
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎
プロデューサー:小林翔、今安玲子、佐藤満、武井哲
企画:池田宏之
音楽:川井憲次
主題歌:東方神起
主なキャスト:瀧本美織、瀬戸康史、平澤宏々路、石原さとみ、大沢逸美、大西武志、おぞねせいこ、小柳友貴美、諷加、山本裕典、田山涼成
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【感想】
前作はあまりの酷さに唖然茫然とさせられましたが、それと比べればほんの少しだけマシになっていたような気はしました。
勿論、前作と比べればの話であって、今回も決して褒められた出来ではなかったですけどね。
ただ、何せ前作のトンデモ具合が歴史に残るレベルのトンデモ加減でしたから、それ考えると随分マシになったなと・・・。
まあJホラーを代表する存在であるリングの「貞子」と考えてしまえば、相当アレな映画であることに変わりはないですけど(苦笑)

とりあえず、今回もゾクゾクッとするようなJホラー特有の怖さは皆無でしたね。
何度か単発で驚かされたシーンはありましたが、怖かったのではなくほんのちょっと驚いただけ、しかも本筋のストーリーとは関係ないお化け屋敷的な子供騙しの驚かせ演出でしたので、もうただただ苦笑いするしかなかったです。
モンスターパニック映画にならなかっただけマシとは言え、アトラクション化してしまった作風には今回も辟易でした。

ただ、演出は問題ありも、ストーリー自体は切なさたっぷりで、まずまず引き込まれる内容でしたね。
凪、楓子、それぞれの置かれた立場がとても切なくて、思いのほか感情移入させられてしまいましたよ。
これが前作には無かった部分なんですよね、笑うしかないレベルだった前作とは違って・・・。
特に凪を演じた子役の平澤宏々路の演技が素晴らしかった、不気味さあり、切なさあり、可愛らしさあり、演出の拙さがホント勿体無い。
楓子を演じた瀧本美織も、前作の石原さとみほどのインパクトや派手さはないものの、地味美人な感じは今回の作風にはピタリ合っていたと思いました。

しかしながら肝心の貞子がもうほとんど登場しないどころか、話的にも微妙な扱いになっていたのはいかがなものか。
話の辻褄も合ってなかったり、登場人物が度々疑問に思わざるを得ない行動をとったり(しかも会わせたら復活してしまうって言ってるのに・・・)、結果支離滅裂状態になってしまったのは致命傷と言うほかないでしょう。
マトモなストーリーになって支離滅裂になるぐらいなら、むしろ前作のようにトンデモ状態で支離滅裂の方が実は良かったのかもしれませんね・・・。
評価2.0(5点満点中)


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貞子3D2
Excerpt: 謎の大量自殺を引き起こした“呪いの動画”事件から5年が過ぎ、鮎川茜と安藤孝則の間には一人娘・凪(なぎ)が生まれていた。 しかし、出産後に茜は死亡し、孝則は妹の楓子(ふうこ)に凪を預け、娘と距離を取って..
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Tracked: 2016-05-16 21:48