【映画】HOME 愛しの座敷わらし

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【解説・あらすじ】直木賞候補にもなった荻原浩の人気小説「愛しの座敷わらし」を、水谷豊の28年ぶり単独主演で映画化。東京から岩手の古民家に引越してきた一家が、不思議な座敷わらしと出会うことで、それぞれが自身を見つめなおし、家族のきずなを再生していく姿を描く。家でも会社でも居場所がない晃一を中心に、それぞれが悩みや不満を抱えている高橋家の5人は、晃一の転勤で岩手県の築100年以上の古民家に引越す。ようやく田舎暮らしにも慣れてきたある日、着物を着た不思議な子どもに出会い……。水谷主演で大ヒットした「相棒」シリーズの和泉聖治監督がメガホンをとる。(映画.comより)

製作年:2012年
製作国:日本
監督:和泉聖治
原作:荻原浩
脚本:金子成人
製作:平城隆司、遠藤茂行、木下直哉、小林昭夫、水谷晴夫、山本晋也、町田智子、椎名康雄、岩本孝一、樋泉実、笹栗哲朗、宇留間和基
製作総指揮:早河洋
エグゼクティブプロデューサー:桑田潔
プロデューサー:遠藤英明、西平敦郎、栗生一馬
音楽:池頼広
主なキャスト:水谷豊、安田成美、橋本愛、濱田龍臣、草笛光子、飯島直子、草村礼子、佐々木すみ江、織本順吉、小林綾子、三浦浩一、山中崇史、沢木ルカ、菅原大吉、長嶋一茂、高島礼子、ベンガル、スザンヌ、梅沢富美男、石橋蓮司、岡部珠奈、岡野真也、段田安則、宇津井健
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【感想】
かなり予定調和な世界ではありましたが、予想以上に心癒されました!
ベタはベタなホームドラマなんですが、程々の感動に留めている辺りが、とても心地良かったんですよね。
舞台となった岩手県の農村地区の風景美にも、ホント癒されたぁ。
まあ実際住んでみれば、冬の岩手はそんなに甘いものではないと思いますが、映画の画的な部分での癒し効果としては抜群でしたね。
冬の厳しさを描かない話の構成にする辺りはまさしくザ・予定調和って感じでしたけど、でも優しくて温かい作風には、ほっこりとさせられましたよ。

座敷わらしに関しては正直何の知識も無かったので、ちょっと怖そうな妖怪みたいなものなのかな?と思いながら見ていたのですが、実際にも妖怪と言うよりは岩手で言い伝えられている精霊みたいなものだったそうで。
そんな福を呼び込む福の神的な座敷わらしの六ちゃんが、とても可愛らしかったなぁ。
安田成美が演じたお母さんとの「あのシーン」は、本当にいいシーンでした!
心の澄み具合によって見える人と見えない人がいる設定も、ちょっと面白かったですね。
ラストも個人的には好きな終わり方でした。

それから座敷わらしは登場したものの、基本的にはヒューマンドラマとして描いていた辺りなんかは、とても好感が持てましたね。
単純に田舎に引っ越したから家族が再生した訳でもない、座敷わらしが福をもたらしただけで再生した訳でもない、ちゃんと家族が向き合ったから再生していった、その過程に何気にグッと来ました。
勿論、水谷豊がおいしいところを持っていく脚本にしなければこの映画は作られなかったんだろうなと言う思惑も匂ってはいましたが、それでも感動しちゃいましたよ。

水谷豊のお父さんだけじゃなく、安田成美のお母さん、橋本愛と濱田龍臣の子供2人、そして草笛光子のお婆ちゃん、皆それぞれに切ないストーリー展開があって、家族全員に感情移入できるよう持っていったストーリー構成は、何気に見事だったんじゃないかなと。
濱田龍臣の友人かっちゃんが女だと分かった時のドキドキ感も、妙に印象深かったです。
まあ全体的にあまりにもいい話過ぎではありましたけどね・・・でも結構好きです、こんな話。
評価3.5(5点満点中)


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Excerpt: 父・晃一の転勤で、東京から岩手県・盛岡から程遠い築100年の古民家へ引っ越してきた高橋一家。 田舎暮らしにも慣れてきた頃、小5の長男・智也は着物を着た不思議な子供に出会い、中3の長女・梓美も鏡に映る人..
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Tracked: 2016-05-22 16:25