【映画】パーマネント野ばら

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【解説・あらすじ】「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「クヒオ大佐」の吉田大八監督が、西原理恵子のコミックを映画化した恋愛ドラマ。離婚の末に一人娘を連れて故郷に出戻ったなおこと、なおこの母・まさ子の2人で営む海辺の町の美容室「パーマネント野ばら」に集まる女性たちの悲喜こもごもの恋愛模様が描かれる。主演は北野武監督作「Dolls(ドールズ)」以来、8年ぶりとなる菅野美穂。共演に江口洋介、夏木マリ、小池栄子、池脇千鶴ほか。(映画.comより)

製作年:2010年
製作国:日本
監督:吉田大八
原作:西原理恵子
脚本:奥寺佐渡子
製作:百武弘二、畠中達郎、財前健一郎、星野晃志、北川直樹、野嵜民夫、井上隆由、藤戸謙吾、山本邦義
エグゼクティブプロデューサー:春名慶
プロデューサー:松本整、石田雄治、鈴木ゆたか、中村陽介、藤田滋生
助監督:甲斐聖太郎
音楽:福原まり
主題歌:さかいゆう
主なキャスト:菅野美穂、江口洋介、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ、本田博太郎、加藤虎ノ介、ムロツヨシ、山本浩司、霧島れいか、汐見ゆかり、田村泰三郎、畠山紬、佐々木りお、町野あかり、佐藤麻里絵、木村彩由実、平田伊梨亜、ミヤ蝶美、嶺はるか、岡部幸子、路井恵美子
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【感想】
正直終盤に差し掛かるまではちょっと微妙かなと思いながら見ていたのですが、菅野美穂が演じた主人公なおこのとある秘密が明かされてからは様相一変、今まで見ていた景色がガラリと変わる演出には、思いっ切りしてやられました!
ずっと違和感は感じていたんですよね、何か微妙に変だなって。
しかしなおこの秘密がアレならば、それまでの違和感もなるほど納得、全てのエピソードや台詞が、最後は見事に集約って感じでしたね、お見事でした。
さすがは吉田大八監督ですね、途中まではやらかしたかなと思ったけど・・・。

それにしても、作品の舞台となった寂れた港町(高知県なのかな)の女性達のパワフルさと言ったらもう・・・引くぐらい凄かったですね(苦笑)
特に美容室パーマネント野ばらの常連のオバちゃん達の会話が、ほぼ下ネタと言うのがまた何とも・・・。
トンデモ女性ばかりが住む田舎町、主人公のなおこは内心では毛嫌いしていましたが、それは見ている側も思わず納得でした。
でも秘密が明かされた最後には、町の印象は全然違ったものに変わってましたね。

なおこの親友2人も、おばちゃん達以上に個性的でパワフルでした。
小池栄子が演じた男勝りなみっちゃん、池脇千鶴が演じた強烈に男運の無いともちゃん、2人の生き様は笑っちゃうぐらい悲惨なものでしたが、それでも恋する乙女心には・・・自分に正直に生きている姿には、妙に清々しい気持ちにさせられました。
どんな恋でも無いよりマシ、最初は見ていて痛々しかったけど、終わってみれば格言だなぁ~と、しみじみ。

一方のバツイチ子持ちのなおこは、江口洋介が演じたイケメン教師カシマとラブラブな模様、でもどこか違和感、そして2人の恋の結末は・・・。
江口洋介が、今回はいつにも増してカッコいいなと思いながら見てましたが、そう言う演出にしたのも、結末を見れば思わず納得でした。
全て分かった上で優しく見守る夏木マリが演じた母親がまたいい味出してましたね、そして菅野美穂の受けの演技も本当に素晴らしかったです。
切なさたっぷり、でも優しさもたっぷりな良作映画でした。
評価3.5(5点満点中)


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Excerpt: 海辺の町にある“パーマネント野ばら”は女たちの憩いの場。 離婚して一人娘のももを連れて出戻ったなおこと、その母まさ子が切り盛りしている、小さな美容室。 まさ子の夫は女の家に入り浸りで、なおこの友人みっ..
Weblog: 象のロケット
Tracked: 2016-05-25 06:46