【映画】残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋

a1.jpg

【解説・あらすじ】小野不由美による第26回山本周五郎賞受賞の同名ホラー小説を「予告犯」「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督により映画化。小説家の「私」に、読者である女子大生の久保さんから届いた一通の手紙。「住んでいる部屋で奇妙な音がする」とい書かれたその手紙に、好奇心から「私」と久保さんが調査を開始する。そこで明らかとなったのは、その部屋の過去の住人たちが転居先で自殺や無理心中、殺人などさまざまな事件を引き起こしたという事実だった。彼らは、なぜその部屋ではなく、さまざまな別の場所で不幸に遭ったのか。「私」たちは、ある真相にたどり着き、さらなる事件に巻き込まれることとなる。主人公の「私」役に竹内結子、久保さん役に橋本愛と人気女優が共演し、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一らが脇を固める。(映画.comより)

製作年:2016年
製作国:日本
監督:中村義洋
原作:小野不由美
脚本:鈴木謙一
製作総指揮:藤岡修
製作:松井智、高橋敏弘、阿南雅浩、宮本直人、武田邦裕
企画、プロデュース:永田芳弘
プロデューサー:池田史嗣
音楽:安川午朗
主なキャスト:竹内結子、橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、山下容莉枝、成田凌、渋谷謙人、吉澤健、不破万作、上田耕一、松林慎司、橋本一郎、篠原ゆき子、松岡依都美、須田邦裕、稲川実代子、森山米次、渋谷謙人、芦川誠、水木薫、中林大樹、十貫寺梅軒、滝本ゆに、中込佐知子、塚田美津代、藤田瞳子、菅野久夫、宮下今日子、金井良信、平野貴大、高澤父母道、長野克弘、杉山ひこひこ、リー中川、大月秀幸、山田純之介、周本絵梨香、小野花梨、寺川里奈、河内美澪、笠木泉、松浦理仁、大谷陽咲、川面千晶、今井暖大、咲音、小貫加恵、大島奈穂美、鈴木士、長谷川とき子、紅音、山口大地、田中莉緒、清水拓海、船橋拓幹、浜口綾、西崎あや、川北れん、川北のん、三田直弥、加川恵子、奥山ばらば、田村一行、湯山大一郎、大石結介、鮫島満博、森本武晴、栃原智、野間清史、新虎幸明、鈴木本一郎、瑠美子、森富士夫、辻川幸代、川崎裕子、尾崎舞、松永明日香、小山叶多、加藤蒼渉、吉田まりえ
a2.jpg
a3.jpg

【感想】
ホラー映画を見て怖いと思うその基準は人によって様々ですが、この映画はいわゆる直球型の、ドカンと来るホラーではなかったので、全然怖くないと言われれば確かにそれも正解と言える映画でした。
しかしJホラー全盛期を髣髴とさせる、ジワジワと来るような、ある種邦画でしか描けないホラーに仕上がっていたと言う点では、久々にブルっとさせてもらえましたし、やっと「まともな」Jホラーを見れて私的には意外と満足度は高かった作品でしたね。

監督が中村義洋監督でしたし、キャストもかなり豪華でしたので、近年弱体化が激しいJホラーとは一線を画す内容なのではないかと、かなり期待はしていたのですが、まあその期待には十分応えてくれた作品だったのではないかなと。
やや締め方に安っぽさが出てしまった(それまでとは明らかに路線も違いましたし)のがちょっと勿体無かった印象は残りましたが、一番大丈夫そうな人でもああなってしまうと考えると、物凄く恐ろしいしジワジワは来ますね・・・。

しかしまあどちらかと言えば、この映画はミステリー要素の方が強かった映画と言えましょうか。
その辺で好みは分かれそうですが、一つの怪奇現象の元を辿って調べれば調べるほど、少しづつ驚愕の事実が明らかになって身震いするその手法は、お見事の一言だったと思いました。
スムーズに時代を遡るので、混乱することも無く、物凄く説得力も感じ、また映像も恐怖感を煽る古めかしさだったので、思わず寒気を感じてしまいました。
今、自分が住んでいる土地も、元を辿れば・・・って考えただけでも怖いです。

登場人物に特に色はなかったし、特別感情移入できる演出も施されていなかったので、話だけを見ればやや退屈も、あくまで主人公は恐怖そのものと考えれば、この演出にしたのはある意味納得。
竹内結子&橋本愛自体は十分堪能できましたので、個人的にはOKです!
まあとにかく、久々に上質のJホラーを見させてもらいましたよ、さすがは中村義洋監督作でしたね。
評価4.0(5点満点中)


↓こちらの応援ポチをしていただけたら嬉しいです!

にほんブログ村


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック