【映画】余命90分の男

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【解説・あらすじ】2014年に急逝した名優ロビン・ウィリアムズ最後の主演作で、余命が90分しかないと宣告された嫌われ者の男が、人生を取り戻すべく奔走するを描いたハートフルコメディ。1997年のイスラエル映画「Mar Baum(The 92 Minutes Of Mr. Baum)」を、「フィールド・オブ・ドリームス」のフィル・アルデン・ロビンソン監督がリメイクした。常に不機嫌で怒ってばかりいるため周囲から嫌われている中年男性ヘンリー。病院で重い病気を宣告されて怒りまくるヘンリーにうんざりした女性医師シャロンは、余命があと90分しかないと出まかせを言ってしまう。ショックのあまり病院を飛び出したヘンリーは、これまでに失った幸せを取り戻そうとニューヨークの街を駆けまわる。一方、我に返ったシャロンは慌ててヘンリーを探そうとする。女性医師シャロン役に「テッド」のミラ・クニス。15年1~2月にヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2015」上映作品。(映画.comより)

製作年:2014年
製作国:アメリカ
監督:フィル・アルデン・ロビンソン
オリジナル脚本:アッシ・ダヤン
脚本:ダニエル・タプリッツ
製作:ボブ・クーパー、ダニエル・J・ウォーカー、タイラー・ミッチェル
製作総指揮:ミラ・クニス、アンソニー・ジャブレ
音楽:マテオ・メッシーナ
主なキャスト:ロビン・ウィリアムズ、ミラ・クニス、ピーター・ディンクレイジ、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ハミッシュ・リンクレイター、サットン・フォスター、リチャード・カインド、ジェリー・アドラー、イザイア・ウィットロック・Jr.、メリッサ・レオ
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【感想】
ロビン・ウィリアムズ最後の主演作と言う謳い文句が無ければ、日本ではほとんどその存在を認識されることは無かった映画だったかと思いますが、まあ作品のクオリティは正直高いとは言い難く、結局ロビンの最後を強調するしか他に手はない作品だった気がしましたね。

ストーリー的にはもっと面白くなりそうな要素がたくさんあったのに、かなり雑な作りで、感情移入度ももう一歩、笑いも感動ももう一歩、まあつまらない訳ではなかったですが、この作品が名優ロビンの最後の主演作となってしまったのは、何だかちょっと可愛そうな気がしました。
しかもロビンの最後と考えると妙に意味深なシーンもあって、ハートフルコメディなのに笑っていいのかどうか、微妙な空気感もあったようなでね・・・。

まあでも、余命90分とは言わないまでも、自分の余命があとどのぐらいと分かったら、一体何をしたいか、そこはちょっと考えさせられた映画ではありましたね。
いつも怒ってばかりの男が、ギクシャクした妻や息子との関係を急いで修復したくなったのは、よ~く分かりますよ!
結局行き着くところはそこですよね~。
そして思いを残したまま死にたくない、それが人間と言う生き物の本質でしょう。
出来ればずっと人に優しくしていられる人間でありたいものですが、そう上手く生きられないのもまた人間ってことなんでしょうね。

でも映画的にはもっと感動させられたはずなのに、何か微妙な感動で終わったのは、ちょっと勿体無かったですねぇ。
笑いの方は、医者役のミラ・クニスの暴走で終盤は結構笑えましたが、ロビン自体の真骨頂は思いのほか見られずで、そこもちょっと残念でした。
往年のキレがないロビンを見ると、やっぱりこの頃いろいろと悩むところが多かったのでしょう。
映画が好きになった頃、全盛期のロビンには本当に楽しませてもらいました、ロビンよ安らかに・・・。
評価2.0(5点満点中)


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