【映画】ヤクザガール 二代目は10歳

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【解説・あらすじ】「モンゴル」のセルゲイ・ボドロフ監督が、日本のヤクザ文化を題材に撮り上げたコメディ。暴力団組長の孫娘で、クマのぬいぐるみが手放せない可憐な10歳の少女ユリコは、身辺に危機が迫る祖父のすすめでイタリアへ留学することになる。しかし、搭乗した飛行機が悪天候で緊急着陸し、敵対する組織に追われたユリコは、ひとり見知らぬロシアの街へ。途中、海辺で倒れていたロシア人青年を助けたことから事態はさらに混迷し、敵味方が入り乱れた追走劇が始まる。主演は映画、ドラマ、CMで活躍する子役の荒川ちか。(映画.comより)

製作年:2010年
製作国:ロシア、ドイツ
監督、脚本:セルゲイ・ボドロフ、グカ・オマローワ
撮影:セルゲイ・トロフィモフ
音楽:トゥオマス・カンテリネン
主なキャスト:荒川ちか、ヴァディム・ドロフィエフ、セルゲイ・ガルマッシュ、六平直政、坂口拓、新井浩文、佐藤佐吉、山神佳誉
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【感想】
ハリウッド映画に時々登場する間違った日本も相当なものですが、このロシア映画はそんなもの比じゃないぐらい、間違った日本を超リスペクトした作品となっていましたね。
ヤクザ、腹切り、義理、寿司、その他諸々、最初は劣化版タランティーノ映画みたいなものかと思って見ていましたが、それともまた違うようなゆる~いロードムービーに仕上がっていて、やや拍子抜けしたような、これはこれで有りなような、何とも微妙な線を行く映画だったなと思いました。

まあこんな邦題ですから、当然ながら期待値は低かったので、こんなズレた日本文化もある意味楽しいと言えば楽しかったですけど。
ただコメディとは言え、出来ればもう少し締めるところはちゃんと締めてほしかったなぁ。
終始ゆるかったのが、ちょっと惜しいなと・・・もう少し本格的なバイオレンスアクションシーンを織り交ぜてくれれば、作品に緩急があってより楽しめた気がしました。

とは言え、基本ヤクザの孫娘ユリコと脱獄囚リョーハのロシア珍道中記自体は楽しかったんですけどね。
ユリコを演じた荒川ちかは、良く言えば「レオン」のナタリー・ポートマンを髣髴とさせるような雰囲気も醸し出していて、見事な存在感を示していたと思いました。
ロシア語もお見事でしたね!
だけに、この強すぎるヤクザの孫娘設定なら、ゆる系だけじゃなくバイオレンスアクションも・・・。

まあとりあえず日本からは組長役に六平直政、敵方ヤクザ組員役に新井浩文、坂口拓等、顔なじみの俳優さんも出ていて、ロシア映画でありながらも、とても見易い作品にはなっていたと思いました。
ロシア側のキチガイ的な暴走ぶりも、ヘンテコではありながらところどころツボな部分もあったりで、全体的にはまあ程々には楽しめた映画ではありましたね。
評価3.0(5点満点中)


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