【映画】キツツキと雨

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【解説・あらすじ】「南極料理人」の沖田修一監督が、無骨な木こりと気の弱い映画監督の出会いから生まれるドラマを役所広司と小栗旬の初共演で描く。とあるのどかな山村に、ある日突然、ゾンビ映画の撮影隊がやってくる。ひょんなことから撮影を手伝うことになった60歳の木こりの克彦と、その気弱さゆえにスタッフをまとめられず狼狽する25歳の新人監督・幸一は、互いに影響を与えあい、次第に変化をもたらしていく。そして、そんな2人の交流が村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。2011年・第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞。(映画.comより)

製作年:2011年
製作国:日本
監督:沖田修一
脚本:沖田修一、守屋文雄
製作:池田宏之、籏啓祝、油谷昇、佐藤政治、阿佐美弘恭、喜多埜裕明
企画:佐々木史朗、嵐智史
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎、椎名保
プロデューサー:春藤忠温、佐藤美由紀、大森氏勝
ラインプロデューサー:久保田傑
音楽:omu-tone
主題歌:星野源
主なキャスト:役所広司、小栗旬、高良健吾、臼田あさ美、古舘寛治、黒田大輔、嶋田久作、森下能幸、高橋努、宇野祥平、大和田健介、小浜正寛、杉山彦々、守屋文雄、大橋一三、河原健二、斉藤彩、井上肇、神戸浩、大島蓉子、りりィ、平田満、伊武雅刀、山崎努
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【感想】
最初は小栗旬が演じた新人監督の気の弱さ、優柔不断さがどうにもありえなさ過ぎていまいち物語に入り込めなかったのですが、役所広司が演じた木こりの岸と少しづつ心通わせるに連れて、いつの間にか物語に引き込まれてしまいました。
泣ける様な感動とかではなかったですが、ほのぼのとした心地良さがたまらなくツボな作品でした。

まあしかしこの映画は、何と言っても役所広司の存在感によるところが大きい映画でしたね。
息子とも上手く向き合えない物凄く不器用人間な岸が、何となく映画撮影に借り出され(古舘寛治が絶妙!)、いつの間にかのめりこんで行く様子が本当に可笑しくて、見ていて癒されました。
ゾンビメイクした役所広司の可愛らしさは特筆物でしたね。

息子との関係とは裏腹に、息子と同い年ぐらいの新人監督とは妙に気が合い心通わせていく様子も、ほのぼのとしていてとても良かった、見せ方が本当に上手かったです!
2人の関係が、後に親子の関係や映画撮影に多大に影響していくよう持って行く構成は、素晴らしいの一言。

ただ、やはりいくらなんでもあそこまで酷い映画監督はありえないような(苦笑)
まあだからこそ、作品内で製作されたゾンビ映画がクソつまらなさそうなのも、納得は納得なんですが。
でも、この交流で人間的に成長した幸一監督がその後に作り出す作品は、是非見てみたい!
結局これは沖田修一監督自身の物語でもあるのかな?
だとしたら、素晴らしい監督さんに成長して何よりです。
評価3.5(5点満点中)


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